ひ、酷かった・・・。
「X-MEN」ファンとしては、記録から抹消し、封印して欲しい。

一体、誰が、こんな結末を観たい!?

舞台は2029年。
老眼鏡をかけた初老のローガン(ウルヴァリン)。
老いて自分の脳をコントロールできなくなり、他人からは呆けているようにすら見えるチャールズ(プロフェッサーX)。
どうやら他の人達はもうこの世にはいないみたいで、ローガンがチャールズを介護している。
しかも貧乏。(チャールズの莫大な資産は??)

こんなの見たくなかった。
こんなんだったら、別に完結編なんて要らないよ。
どこかでみんな元気に暮らしている、そう思っていたかった。

なんか、「ロッキー」の最後の方みたいな感じ。
金の亡者達に、「X-MEN」が搾取され、消耗され、吸い取られ、ボロボロになっていく。

私ね、アメコミの実写化って興味ないのですが、「X-MEN」だけは愛しているのですよ。
特に、「X-MEN: フューチャー&パスト」と「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」は大傑作だと思っています。

そんな中、シリーズの面汚しともいえる作品が現れました。
2013年に公開されたスピンオフ作品「ウルヴァリン: SAMURAI」です。
もうね、本当にね、これは抹消すべき作品ですよ。
で、この時の監督がジェームズ・マンゴールド。
「17歳のカルテ」とか「ウォーク・ザ・ライン」みたいな作品を撮っていれば良いのですよ。
なぜ、「X-MEN」に抜擢した!?

と思っていたら、「ローガン」もこいつじゃないか!!
完全に「X-MEN」の戦犯になっておる!!!

映画は監督次第なんですよ。
「X-MEN」作品の歴代監督を整理してみました。

ブライアン・シンガー (「ユージュアル・サスペクツ」)
「X-MEN」「X-MEN2」「X-MEN: フューチャー&パスト」「X-MEN: アポカリプス」

マシュー・ヴォーン (「キック・アス」「キングスマン」)
「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」
↑ブライアン・シンガーが原案とプロデューサーを務めている。

この二人の作品が傑出しています。

私が「X-MEN」に惹かれたのは、ミュータント達の悲哀(人間を助けたのに、その能力を恐れられ、迫害される)なのです。

ブライアン・シンガーは、(ゲイ寄りの)バイセクシャルでユダヤ人なのですね。
「X-MEN」(コミックス)のファンではなかったけれど、本作の根底にある偏見や差別に共感し、監督を引き受けたそうです。

何が言いたいかと言うと、「ローガン」は私の中で無かったことにします。
もし「X-MEN」を観たことが無ければ、絶対に「ローガン」からは観ないで!
まずは、「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」「X-MEN: フューチャー&パスト」を!!


2.5点
http://www.foxmovies-jp.com/logan-movie/