錦糸町、川崎、上野、大阪、呉、六本木。
日本各地の旧軍都に発生する「裂け目」から出現する「グンカ」を退治し、裂け目を封じることを仕事にしている者達の話です。

グンカは幽霊という訳ではなく、記憶の化身ということですが、乱暴な表現をすると、ゴーストバスターズ的なことかしら?

キャラクターや台詞は面白いです。
が、短編集だからか、カタルシスみたいなものが無く、物足りない。

私、恩田さんのこの手のブラックファンタジーは好きなのです。
本作も、この設定とキャラクターで重厚な長編を書いてから、番外編的な位置で短編集を出せば良かったのに。