ギリギリで行ってきました。(12月18日まで!)
http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/

ものすごい展示量なので、3時間はみておいた方が良いと思います!
そして音声ガイドは絶対あった方が良いです!

①安藤建築の原点、住宅の代表作品を一挙公開!
②「直島×安藤忠雄」の30年間を俯瞰する、圧巻の空間インスタレーション!
③代表作「光の教会」を、原寸大で野外展示場に再現!

会場はセクション1~6に分かれているのですが、私はセクション1の「原点/住まい」とセクション4の「場所を読む」に特に時間をかけて見学しました。

セクション4の「真駒内滝野霊園 頭大仏」は是非とも実物を観に行きたい。
元々この墓地にあった高さ13.5メートルの巨大な石造大仏。
クライアントから相談を受け、実際に見に行った安藤氏は、「こりゃダメだな・・・」と思ったのだそう。
で、どうするか?
「隠そう・・・!」
大仏の周りをラベンダーの丘で覆い、頭だけ見せるというアイディア。
この逆転の発想が本当にすごいと思いました。
※頭大仏の詳細はこちらを。
http://takinoreien.com/?page_id=28

一番興味深かったのは、住宅でした。
小篠邸(コシノジュンコ氏の自宅)や城戸崎邸(有名建築家・城戸崎博孝氏の自宅)などの豪邸は分かるのです。
でも、安藤さんは有名になってからも、多くの狭小住宅を請け負われていて。
失礼ながら、これしか土地が買えないということは、建築予算も限られているはず。
なぜそのような仕事を受けられたのか、しかも住宅というのは公共の福祉でもない訳ですし、その経緯を知りたいと思いました。
やはり私が一番興味があるのは、ストーリーなのかもしれません。