2013年のメフィスト賞受賞作です。
この作家さんを初めて知りました。

天才建築家・驫木煬が山奥に建てた私邸〈眼球堂〉に招かれた各界の著名人たち。

彼らが眼球堂に閉じ込められ、密室の状態で次々と殺人事件が起こり、それを放浪の数学者・十和田只人が解決するという館モノです。

トリックが大がかり過ぎて、私の好みではありませんでした。
周木さん、国立大の建築学科卒という経歴だそうで、なるほどなと。
専門家じゃないと書けないような建築の専門知識がたくさん出てきます。