上野の東京都美術館で開催中(7月8日まで)の「プーシキン美術館展」に行ってきました。
http://pushkin2018.jp/

17世紀から20世紀の風景画65点が展示されています。

かつて、絵画の最上位は宗教画と歴史画で、風景はあくまでも背景でしかありませんでした。
17世紀あたりから、宗教画でも風景がフォーカスされるようになり、画家達も自然への意識が高まっていき、19世紀には風景画が人気を博していきました。
その変遷がよく分かる展示になっています。

私は印象派以降の絵画にしか興味が無いので、最初の方はさらっと。
モネ、シスレー、セザンヌ、ボナール、ドニの絵画に癒されました。
(最近やたらボナールとドニのナビ派が好きです。)

ところでなぜポスターなどのメインビジュアルが、モネの「草上の昼食」ではなく、ルソーの「馬を襲うジャガー」なんだろう?インパクト??