公園のベンチで「死にたい」と呟いたところ、「本当に死ぬ気なら、一年待ちませんか?」と見知らぬ人物に声を掛けられた30代女性。

耳が不自由になってしまった有名バイオリニスト、妻と娘を殺された男性、三十代のOL。
三人の自殺にある関連性を見出した週刊誌の記者。

この2つの話が交互に描かれていくのですが、ラストはやられました。
叙述トリックになっています。

ラスト、良かったです。
本多孝好、読まず嫌いだったかも。