絶対に残業しないと心に決めている会社員の結衣。
時には批判されることもあるが、彼女にはどうしても残業したくない理由があった。
仕事が最優先の元婚約者、風邪をひいても休まない同僚、すぐに辞めると言い出す新人。
様々な社員に囲まれて働く結衣の前に、無茶な仕事を振って部下を潰すという噂のブラックな上司が現れて…。

まるで私のようなタイトルです。
本作には様々なワーカホリックが登場しますが、私の周囲にもいますね。
どの部署に行っても、一人だけ残業する人。土日でも出社する人。
あの人達は、“その”仕事がやりたい訳じゃない、“仕事”がしたいんです。
なんだろう、他にやりたいことは無いのだろうか。
会社にいないと不安なのだろうか。
もし自分の仕事に自信があるのなら、堂々と定時に帰れるのではないかなと思うけど。

本作に出てくるブラックな上司が本当にヤバい。
何度も「インパール作戦」(無謀な作戦の代名詞ですね)というキーワードが出てくるのですが、とにかく精神論。
自分がクライアントに悪く思われたくないためだけで、採算度外視で、部下に深夜残業と休日出勤を強いる。でも自分は帰るし休むという…。

小説としては期待ほど面白くなかったけど、今の私とシンクロしました。