三浦しをんさんも好きな作家さんで、著作全て読んでおります。
三浦さんの最新刊です。

横浜にあるミッション系のお嬢様学校で出会った、庶民的な家庭で育つ頭脳明晰な野々原茜と、外交官の父を持つ天真爛漫な牧田はな。
ののは、いつしか自分がはなに親友以上の想いを抱いていることに気付く…。

“のの”と“はな”の高校生から40歳までの20年間超を、二人の往復書簡だけで描くという、かなり挑戦的な小説です。

我がことを振り返っても、高校生から40歳って、本当に色々なことがありました。
特別な人ではない人の大河小説。
でもだからこそ、自分を投影できるように感じました。

本作を読んで思ったことは、<人間にとって一番大事で難しいことは、相対的ではなく絶対的な、たった一人のパートナーを見付けることなのだろうな>ということ。
それは必ずしも結婚した相手ということではないのです。
(たぶん、そこらへんの夫婦に、生まれ変わってもその相手と結婚したいか?と訊いたら、YESと答える人は半数以下の気がする・・・。それくらい、何となく相対的に選んで結婚している人って多いと思うの。)