女優グレタ・ガーウィグのメジャー初監督作品で、ゴールデン・グローブ賞の作品賞と主演女優賞を受賞、アカデミー賞でも作品賞・監督賞・主演女優賞・助演女優賞・脚本賞の5部門にノミネートされました。。

グレタ・ガーウィグ、いつも垢抜けない女優だなぁ、なんで女優に成れたのだろう…と思っていたのですが、失礼ながら、本作の脚本・監督を務めたことで腑に落ちた。
元々は劇作家志望で、インディーズでは脚本も監督もやっていたのね。

舞台は2000年代初めのカリフォルニア州サクラメント。自称レディ・バードことクリスティンは、カトリック系の高校に通う3年生。
彼女はサクラメントのような中途半端な田舎から飛び出し、東海岸の大学に進学したいと願っていた。


クリスティンとグレタ・ガーウィグは、サクラメント出身・カトリック系の高校・母親が看護師と共通項がたくさんで、自伝的要素もあるようです。

クリスティンの高校3年生の1年間を描いています。
恋愛・友情・母親との関係。失敗ばかりの日々。
でもそれをキラキラと描いています。

が、点描という感じなのよねぇ。
でも、点描の方が脚本書くのも演出するのも、むしろ難しいかもしれない、と観ていて思いました。
(点描だけど、ブツブツ切れているように見えないようにするのは難しいだろうなと。)

レディ・バードは、やはり美人だと思えないシアーシャ・ローナンが、ハマり役。
そして、ティモシー・シャラメ!やはりすごい存在感だわー。美しい。


3点

http://ladybird-movie.jp/