『太陽は動かない』『森は知っている』に続く産業スパイ「AN通信」鷹野一彦シリーズ第三弾です。
私、このシリーズがものすごく好きなのですが、今、吉田さんのホームページを見たら、(いちおう)三部作完結とある。
・・・い、いやーーーーッ!!!!
完結しないでーー。3年に1作でも良いから、ずっと書いてくれー。

太陽光エネルギーを巡る情報戦を描いた『太陽は動かない』
高校生の鷹野一彦がスパイになるまでと初めての任務を描いた『森は知っている』
そして、本作は、水道事業の利権を巡って各国が争います。

おなじみ、アヤコやデイビッド・キムも登場。
そして、まさかのあの人も!

「情報は宝だよ」という大物政治家の台詞があるのですが、まさにそうなのだろうな。
高級レストランに行くと、いつもそう思う。
お金を持っている人がお金を持っている人とつるんで、更にお金を稼いでいるよなぁと。

私にとっては、鷹野とジェイソン・ボーンが重なるの。
孤独で強いって、なんてセクシーなのと思うわ。
西島さんあたりで映画化して欲しいけど、邦画の予算だと、陳腐なものになりそうだしなぁ・・・。