祖父・父・母・娘という構成のごく普通の一家が、とある夏の日に姪っ子を預かるのですが、祖父と姪っ子を残し、母娘が歯医者に行って帰宅したら、姪っ子が死んでいると。

一体誰が殺したのか?
痴呆が進んでいる祖父が誤って殺してしまったのか?

というのを登場人物ごとの視点で描いていくのですが、徐々にこの一家の秘密が明らかになっていき、かなり後味の悪い結末を迎えます。

一体誰が姪っ子を殺したのか?
一体誰が一番悪いのか?
これは読み手によって変わってくるかもしれないですね。