二階堂蘭子シリーズの第6弾です。
全四部で4,000ページ超え!…を私は4日で読んだよ。

第一部はドイツ篇で、ドイツの製薬会社のキャンペーンで双子の古城・人狼城に招待された10人が次々に惨殺されます。
第二部はフランス篇で、人狼城に招待されたアルザス独立サロンのメンバーが次々に惨殺されます。
クローズドサークルでの連続殺人事件ですね。

第三部でようやく二階堂蘭子が登場。
第四部で解決篇です。

長い。でもリーダビリティがあるので、一気読みできます。
蘭子のキャラクターも良いです。

が、いかんせんトリックがなぁ。
無理筋過ぎる。
こんな城がたまたまあったというのが都合良すぎ。
むしろその為に建てた方が納得いくかも。