『下町ロケット ゴースト』『下町ロケット ヤタガラス』は上下巻と言うべきでしょうという2冊。

宇宙から大地へということで、今回はもはやロケットでもなく、佃製作所が農業に進出です。

池井戸さんの他の作品同様、リーダビリティあってスルスル読めますし、面白いですが、深みは全く無いですよね。
キャラクターが悪人は完全悪人、善人は完全善人に描き過ぎていて、さすがにこんなに単純じゃないだろうと思ってしまいます。
でもまぁ、会社の常識は世間の非常識、優秀な人が出世する訳ではない、などなど、サラリーマンあるある満載で共感度は高いです。