美少女を殺害し、喉元にハサミを突き立てる殺人犯「ハサミ男」。
三人目のターゲットを決め、緻密なリサーチを行っていたが、ある日、何者かに先に彼女を殺されてしまう。
しかも自分と全く同じ手法で。
一体、誰が、なぜ、彼女を殺したのか?

連続殺人犯が三人目だけは自分が犯人ではないと、真犯人を探すという設定は面白い。
そして叙述トリックが使われていて、後半、えーーーっとなります。
でもこれは絶対に気付けないと思うわ・・・。

これは小説ならではで、映像にしたら一発でネタばれるから、映像化は不可能だろうと思ったら、2005年に豊川悦司、阿部寛、麻生久美子で映画化しているじゃないか。よくやったなー。どうやったんだろう。