綿矢りさの新刊も金原ひとみの新刊も集英社からだ。
頑張っているね。

望んで結婚したのに、どうしてこんなに苦しいのだろう。

という帯の惹句は秀逸。

なのですが、登場人物の殆どが一般人と乖離していて共感しにくい。
残念。
『マザーズ』くらい一般に落とし込んで欲しかった。
これだと「そりゃ苦しいよね、だってアンタおかしいもん」としか思えん。