井上さん、『探偵が早すぎる』といい『その可能性はすでに考えた』といい、タイトルのセンスがありますよね。
本作もタイトルがキャッチーで気になっていたのですが、ドラマ化が決まり、キャストがイマイチで観る気がせず、そんでもって読むのも後回しになっておりました。

が、面白かった。

父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。
それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵で…。

犯人が実行する前に見破ってしまうというのが斬新で新鮮です。
敵も次から次へと仕掛けてきて飽きません。