1701年、赤穂藩藩主・浅野内匠頭が江戸城・松之廊下で刃傷騒ぎを起こし、浅野家お取り潰しと内匠頭の即日切腹が決まる。筆頭家老・大石内蔵助はお家再興の為に幕府へ働きかけるが、その思いは断たれてしまう。江戸の庶民たちは吉良上野介へのあだ討ちを熱望するが、討入りするにも多額のお金が必要で…。

討入りするまでを描いた話だから仕方無いのですが、グダグダし過ぎているように思いました。
大石内蔵助演じる堤真一がが右往左往する姿は面白かったですが。

同じく松竹さん配給で「引っ越し侍」という映画が少し前に公開されていました。
「引っ越し侍」は「のぼうの城」の犬童監督。
「決算!忠臣蔵」は「殿、利息でござる!」の中村監督。
どちらも監督の実績的には申し分無いのに、「引っ越し侍」は当たらず、「決算!忠臣蔵」はそこそこヒットしているのか。
キャストの差かなぁ。
この手の時代劇を好むシニアにとって、「引っ越し侍」の星野源と高橋一生はピンと来ないのかも。
その点、「決算!忠臣蔵」の堤真一と岡村隆史は親しみがあるのではないでしょうか。
時代劇をやる際に、若い人にもリーチを広げようと、若い人好みのキャスティングすると、どっちつかずになるのかなぁ。

そう言えば、子供のころ、泉岳寺の近くに住んでいて、遊びに来ていた祖母に付き添って、赤穂浪士のお墓を見に行ったなぁ。


3点
https://chushingura-movie.jp/