ものすごくチープなB級ホラー映画です。
が、それは原作を読んでいるので分かってはいました。
では何故観に行ったのか?
それは中村倫也が出ているから。
でもまぁ、中村倫也は(ウンチャラカンチャラ)だけど。
まぁそれも原作読んでいるから分かってはいたけど。

タイトルから、館シリーズ的なクローズドサークルもの(アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』など)を期待するとガッカリします。
クローズドサークル。
例えば、吹雪で山荘に閉じ込められる、絶海の孤島で嵐により船が近づけない、などなどありますが、本作の新しさは〇〇〇によるクローズドサークルということなのです。

ただし、クローズドサークルものとしての面白さに決定的に欠けている部分があります。
クローズドサークルの醍醐味って、一人ずつ次々と殺されることにあると思うのですが、本作は決定的に「この中に犯人がいる!」「次に殺されるのは誰か!?」というハラハラ感に欠けるのです。
と言うより、登場人物にも観客にも殺人事件という認識があまり無いかも。何故なら死因が〇〇〇だから。殺人なのかよく分からないという。

前置きが長くなりましたが、〇〇〇に乗れるかどうかが全てですね。
私は乗れませんでした。

あと、木村ひさしさんの演出が、今となっては古く感じるのですが、今の若い方はどう思われましたでしょうか?

浜辺美波はものすごく可愛いけど、活舌が悪いね!

それにしても本当にみんな、本は読まないんだな・・・。
この原作、第27回鮎川哲也賞受賞作で、「このミステリーがすごい!2018年版」「週刊文春ミステリーベスト10」「2018本格ミステリ・ベスト10」で全て1位で三冠達成したのですよ。
それでも読まないとなると、もう本が売れる気がしない。


2.5点
https://shijinsou.jp/