「正常は発狂の一種」という一文が印象に残りました。
作家性はあるのかもしれませんが、読んでいて非常に不快でした。

葬式に代わり、死んだ人間を食べながら男女が受精相手を探す“生命式”が一般的になっている世の中を描いた表題作や、人間の身体を素材として再利用する社会を描いた「素敵な素材」など、私には思いもつかないような設定で、村田さんは天才なのだろうなと思いつつも、『コンビニ人間』同様、全く好きにはなれない小説だと思いました。