面白かったです。
前作の「ラプラスの魔女」は、何故これを三池監督が・・・?と思ったので、久々に三池監督らしい作品だなぁと。

プロボクサーの葛城レオが歌舞伎町で娼婦のモニカを助けたことで、人生の歯車が狂い、ヤクザ(さらに内部での裏切り)と中国マフィアの闘争に巻き込まれていく。

ストーリーはノワールの時の伊坂幸太郎さんみたいで、ちょっとしたことから一般人が大事件に巻き込まれていく感じや、ちょっとしたミスから思いがけない方向に転がっていくのだけど、思いがけなく繋がっていく感じなど、脚本も巧みでした。

残酷なシーンも結構あるのですが、残虐には感じず、思わず笑ってしまうのはタランティーノっぽい。
同じく東映配給作品の「孤狼の血」を思い浮かべましたが、もっと笑える。ブラックコメディーということですが。
劇場内でも爆笑&拍手が起きていました。

窪田くん良かった。まさにボクサーな作りこみ。
大森南朋と村上淳はいつも通り。
内野さんと染谷くんは楽しそうだった。


4点
https://hatsukoi-movie.jp/