凡庸な脚本と演出。
本編より予告の方が良いです。

平成元年生まれの男女の13歳から31歳(平成から令和へのまたぎ)までを描いているのですが、ストーリーが一本線で、縦糸も横糸も無い!
ネタバレになるので詳細は書きませんが、次から次へと不幸が起こり、すれ違いの連続。

私からすると出来事追いのダメな脚本。
作り物感に白けてしまい、不幸のオンパレードなのに泣けない。

と言うか、私は〈自分が辛い〉という話では泣けないんだと気付いた。
だって、自分の人生が辛いのなんて当たり前では?
自分だって辛いのに他人を思いやれる、他人のために自分を犠牲にできる、ということで初めて泣けるんだと思う。


2.5点
https://ito-movie.jp/