酷い邦題だなぁ・・・とウディ・アレン好きとしては憤りすら感じていたのですが、いやはや。
今回は面白くなかったです。

ホアキン・フェニックス演じる虚無感に囚われた哲学科の教授エイブが、偶然耳にした悪徳判事を殺害するという計画により、生きる意味を見出すという話。

コミカル要素無しです。
エマ・ストーン演じるジルという学生がエイブに惹かれていきますが、恋愛モノでもありません。
なんだろう、ホアキン・フェニックスとウディ・アレンが合っていない気がする。
95分と短いはずなのに、観ているのがつらかったなぁ。

とにかくエイブがお寒い男で、少しも好きになれない。
こういう過去のトラウマを語り(しかも細部が変わっていくので嘘だとバレる)、俺は危険な男だから近付いちゃいけないぜと悪ぶる男、本当に鬱陶しいです。
そして、98%の女は痛い男だと気付くのに、なぜか2%の女は騙されちゃうんだよね。


2.5点
http://kyoju-mousou.com/