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漫画家のカレー沢薫さん(女性)のエッセイ。
カレー沢さんの漫画は未読なのですが、タイトルに惹かれ読んでみました。

エッセイってサラっと書いているように見えて、技術が必要だと思うのですよ。
カレー沢さんは頭も良くて教養のある方なのだなと思います。
いちいち例えが面白いです。

勝者の周りには人が集まる。本当に慕って集まってくる人間もいるとは思うが、今の世の中では9割が追いはぎだと思っていい。追いはぎやハイエナならまだしも、中には勝者がつまずく瞬間を待っている殺し屋も交じっているのだ。

負ける技術とはいかに自分の人生にムーブメントを起こさないか、なのだ。
何かが起こるとどうなるかというと「疲れる」のだ、つまり死ぬ。


ひじょーに同意!(「同期のサクラ」調で)

吉田修一さんの『犯罪小説集』の1篇である「楽園」が映画化されるので、宣伝も兼ねてこのタイミングで発売したのだろうな的な本。

職を失い、年老いた母を抱えて途方に暮れる男。
一世を風靡しながら、転落した元アイドル。←酒井法子だね
道ならぬ恋に落ちた、教師と元教え子。
極北の地で突如消息を絶った郵便配達員。

4人の逃亡者を描いた小説集です。

上手いけど、力を抜いてさらっと書いている気がしました。
私は吉田修一さんの著作を全て読んでいるので、これも読みましたが、正直、吉田さんのファンでもなければ読まなくて良いかなと。
未読でしたら、まずは『悪人』『怒り』『横道世之介』と「鷹野一彦シリーズ」を読んでください。

囮捜査官のマルティンは5年前に豪華客船「海のスルタン号」から妻子が失踪するという過去を抱えている。
一本の電話が、マルティンを心底憎む「海のスルタン号」に向かわせる。
二か月前にこの船から姿を消した少女が、突如として船内に姿を現したというのだ。
しかも彼女が手にしていたのは、マルティンの息子のテディベアのぬいぐるみだった・・・。

少女は二か月間どこにいたのか?
この船で何が起きているのか?
そして、マルティンの妻子には何があったのか?

と、大きく風呂敷を広げた割には、オチが大したことがないというか。
しかも結構グロくて、後味も悪いです。

まず、邦題が上手いですね。

『このミステリーがすごい! 2019年版』第2位
『週刊文春ミステリーベスト10 2018』第2位
『ミステリが読みたい! 2019年版』第2位
と、数々の賞で上位にランクインしています。

実業家のテッドは、空港のバーで見知らぬ美女リリーに出会い、酔った勢いで妻ミランダが浮気していることを話してしまう。「妻を殺したい」と口走ったテッドに、リリーは「ミランダは殺されて当然だ」と協力を申し出る。

テッド、リリー、ミランダ、そして刑事キンボール、4人の視点で描かれていきます。
第1部~3部で構成されているのですが、まず第1部のラストで、そうきたか!と。

なぜリリーがテッドに協力を申し出たのかも明らかになっていきます。
不思議とリリーを応援してしまう。

ラスト、再びそうきたか!と。

構成が素晴らしいと思いました。

顔と名前を変え、不起訴になった夫殺しの容疑者・英雄に近付き、遂に結婚した咲花子。
全ては夫を殺したという証拠を探すためだった。

字も大きめで薄かったので一気読みしました。
リーダビリティはありますが、なんか2時間サスペンスっぽい展開。

秋吉さんが書いたものにしては残念。

刀城言耶シリーズ第1弾。

ミステリー&ホラー?
京極夏彦的な?

舞台は戦争からそう遠くない昭和の谺呀治家と神櫛家という二つの旧家が力を持つ神々櫛村。
神隠し、憑きもの落とし、カカシ様とかそんな感じ。
刀城言耶という怪奇幻想作家がこの村を訪れて間もなく、次々と怪死事件が起き・・・。

長い。
わざとらしい漢字を多用しすぎて読みにくいし、頭に入ってこない。
面白さが分からず、でも既に続編を買ってしまっているという・・・。



FBI特別捜査官のヴィクターは、若い女性の事情聴取を始める。
彼女は他の10名以上の女性とともに警察に保護された。
彼女からの聴取で、少しずつ戦慄の事件の全貌が明らかになっていく。

サイコパスが若い女性達を拉致し、彼女達の背中に蝶のタトゥーを入れ、美しい〈ガーデン〉に軟禁していたのですが、そこでどんなことが起きていたかはネタバレになるので書きません。

一人の語りによって事件の全貌が明らかになっていくという構成で、おぞましいのに引き込まれ、一気読みしました。

まぁ、これだけの女性達が軟禁されていたのだから、みんなで結託して、外部に通じる扉の暗証番号を教えるまで〈庭師〉を拷問すればよかったのにとは思いましたが。


フロストシリーズの第1弾。
フロストシリーズ、初めて読みました。
(夫は元々好きなシリーズとのこと。)

下品でだらしない仕事中毒のフロスト警部が主人公。
イギリスではテレビシリーズにもなっているそうですね。

田舎町のデントンでクリスマスに起きた大小様々な事件。
日曜学校からの帰宅途中に姿を消した少女、銀行の玄関を深夜にこじ開けようとした謎の人物、フロストのデスクの引き出しから盗まれた小銭、自称霊媒師の老婆からのお告げ・・・

いくつもの事件が同時多発的に起きるモジュラー型で、うちの夫は「踊る大走査線」の脚本家の君塚良一氏はフロストシリーズを読んでいるに違いないと言っていました。

つまらなくはなかったけど、ドはまりもせず。


御手洗潔シリーズの第2弾。
なぜか、第1弾⇒第4弾⇒第2弾の順に読んでしまった。
ま、全く影響は無さそうですが。

北海道の最北端・宗谷岬に建つ、通称「斜め屋敷」。
聖夜のパーティーに出席するため、文字通り斜めに建てられた館に集った人々だったが、そこで次々と殺人事件が起き・・・。

島田荘司作品、まだ4作品目ですが、本当にどれも仕掛けが壮大というか大掛かりすぎる。
島田さんが思いついたトリックのための小説という感じで、トリックよりも人間ドラマに重きを置く私にはリアリィが無さ過ぎて面白さが分からず。
もう島田作品は読まないかも。

いつも参考にしている読書ブログでお薦めされていたので読んでみました。

14歳の少女が殺される短編が5つ収録されています。

こんなの売ってよいの?という位、グロくて悪趣味でした・・・
これを読んでいると思われたら人格を疑われそうと不安になるほど。

これを書いて世に出した白井さんの勇気がすごいわ。
やはり作家って変態じゃなきゃなれないのかもね。

ここまで書くと逆に興味を持つ人が現れてしまいそうですが、その後しばらく食事が喉を通らなくなっても、自己責任でお願いします。

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