趣味の為に生きて行く。

グルメ、本、映画、旅行をメインにアップしていきます。

映画

映画 「探偵はBARにいる3」

今年観た映画97作で、ナンバーワンです。
全く隙や抜けや「もっとこうしたら良かったのに」というところが無く、パーフェクトだと思いました。
シリーズものですが、前作を観ていなくても大丈夫です!

高田の後輩の恋人が行方不明になり、調査に乗り出した探偵と高田は、モデル事務所の美人オーナー・岬マリに辿り着く。
ありふれた事件かと思いきや、ミステリアスなマリに振り回されるうちに、探偵と高田は大きな事件に巻き込まれ・・・。

まずは何よりも、探偵と高田のコンビが素晴らしい。
大泉さんと松田龍平さんの役作りが、どこも力が入っていないのに完璧で、「不射の射」(中島敦の『名人伝』ね)という言葉が頭に浮かびました。
もはや役作りというより完全に探偵と高田にしか見えなくて、二人がどこかに実在しているかのような気持ちになります。
アドリブ含め掛け合いがものすごく面白く、いつまでも二人を見続けられる、見続けたいと思えます。
(「キャラじゃん?」「引き受けてくれるってさ」など、絶妙な間!)

そしてヒロイン。
1の小雪さん、2の尾野真千子さん、そして本作の北川景子さん。
「そんな生き方しかできない」美女たち。
ヒロインと探偵との恋愛寸前の関係が、毎回切ないのですが、今回はシリーズで最も切ない。
恋愛モノとしても楽しめると思います。
北川景子の演技、初めて良いと思いました。(元々、顔は大好きですが。)
病院でのあのシーンの表情が素晴らしかった。

脚本は、1、2から変わらず古沢良太氏。
今回はほぼオリジナルとのことですが、さすが、台詞と伏線と構成が上手いです。
北川景子演じる岬マリの目的、きっとこうなんだろうなぁと思っていて、やはり!と思ったら、大ドンデン返し。
そう来たかー!と。

3から監督が吉田照幸氏に変わりました。
バイオレンス度と昭和度が減って、より洗練され、女性にも観易くなったなと。
場面転換などの演出や編集が上手かったです。
SMクラブ「罵詈雑言」に聞き込みに行った探偵が、そこで何をされたのかは見せず、その次のカットで人が変わったかのように自虐的なキャラになっているくだり、感心しました。
音楽の付け方もよく考えているなと。時に引くことが大事なのも分かっているなと。

ラストの方で、1か所、説明台詞だなと思ったのですが、これくらい説明しないと、映画をあまり観ない人には分からないのかも・・・。

一つショックだった展開があったのですが、エンドロール後に解消!
ホッとしたのもあって、爆笑してしまいました。
皆さん、エンドロール後まで決して席をお立ちになりませんように!


5点
http://www.tantei-bar.com/

映画 「彼女がその名を知らない鳥たち」

私は沼田まほかるさんの小説を全て読んでおり、確かに『ユリゴコロ』と『彼女がその名を知らない鳥たち』が2トップで印象深いのですが、それにしても何故いま沼田まほかる!?今年は沼田まほかる映画祭か?と思うほど。(そしてその両方に出演している松坂桃李。)

かつて黒崎という男に酷い捨て方をされた33歳の十和子は、孤独を埋めるため、うだつの上がらない15歳年上の陣治と暮らし始める。
十和子は、不潔でガサツな陣治を嫌悪し、罵倒しまくるが、かと言って別れる訳でもなく、働かず、家事もせず、陣治のくれる生活費で日がなDVDを観てダラダラ過ごしている。
陣治は、さして美しくもない十和子にどれだけ酷い扱いをされても、十和子にひたすら尽くす。
ある日、とあるデパートにクレームを入れたことをきっかけに、十和子は妻子持ちの水島という男に出会い、不倫関係に陥るが・・・。

原作もそうですが、とにかくずっと不快なのです。
十和子も、陣治も、黒崎も、水島も、誰も好きになれない。
特に、十和子、黒崎、水島の人でなしっぷりは、イライラすること憤死レベル。
むしろここまで不快な人達を描けるって、凄い。
凄いエネルギーの不快さ。

陣治はやたらと十和子の行動に干渉します。
時にストーカーめいた真似もします。
なぜ、陣治はこんなにも十和子のことを心配しているのか。
(まぁ、実際に水島と浮気しちゃうんだけど。でもそれが理由ではない。)

なぜ、十和子はこんなに嫌悪している陣治と別れないのか。
なぜ、陣治はこんなに酷い扱いをされても十和子に執着するのか。

徐々に二人に何があったのかが明らかになっていきます。

ラストは衝撃です。

①美しくない中年男女の一種の純愛。
②なぜ、こんなに酷い扱いをされても別れないのか。
③その理由が徐々に明らかになっていく。
という要素から、『自虐の詩』を思い浮かべました。
(こちらは、女性が男性に酷い扱いをされているのだけど。)

という訳で、決して好きになれないストーリーなのですが、インパクトは非常に大きい。

そして、これが演技だよな、これが演出だよな、と思う。
十和子を演じた蒼井優、陣治を演じた阿部サダヲ、黒崎を演じた竹野内豊、水島を演じた松坂桃李。
全員、素晴らしい。
俳優陣をこれだけ追い込んだ白石監督(「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」)は、やはり力があるなぁと思う。

蒼井優。本作で彼女が美人ではないことが証明されたよ・・・。
美人かどうかは目の大きさではない、鼻が決める、と最近読みましたが、まさにそうだなと。
蒼井優は鼻が残念なんですよね・・・。

まぁでも頑張ってた。これだけブスに見えるほど、振り切った演技をしていた。
陣治を罵倒している時の顔と声、黒崎や水島に甘える時の顔と声、黒崎や水島に酷い仕打ちを受けた時の顔と声。その演じ分けには感心しました。

ただし、小説では気にならなかったけど、生身の人間が演じると、所々リアリティの無さが気になります。

そして私は、陣治がなぜ十和子を愛しているのか、納得しきれていないのですよね。
十和子がもっと美人なら、納得したのかなぁ。
もしくは、陣治を演じたのが阿部サダヲよりも、もっともっと醜い俳優さんなら納得したのかなぁ。
もちろん、美人だから、何かをしてもらったから、という理由で相手を好きになるという方が不純なのかもしれませんし、「そういった理由が無いからこそ、良い」という意見もあるとは思いますが。


4点
http://kanotori.com/


映画 「泥棒役者」

脚本・監督の西田さん(基本は脚本家)の初監督作品「小野寺の弟 小野寺の姉」が好きなのと、あらすじ読んだだけで面白そうだったので、ものすごく期待して観に行きました。
・・・期待しすぎたかも。

泥棒に入った絵本作家の豪邸で、出会う人から次々にその豪邸の主人、絵本作家、編集者と間違われた大貫はじめは、素性を隠すためそれぞれのキャラクターになりきり、なんとか乗り切ろうとするが・・・。

このあらすじで、うわぁ、そう来たか!そういう切り口があったか!と大興奮したのです。

ちょっとネタバレになるのでご注意くださいね。
てっきり、映画1本まるまる、はじめが各キャラになりきって、なんとか乗り切って脱出する話なのかと思っていたのですが。
さすがに2時間は作れなかったか・・・。
途中から人間ドラマ的になっていき、各キャラクター(それぞれ抱えているものがある)の再出発みたいな展開に。この辺りでちょっと間延びしちゃった感がありますね。

舞台の方が向いていると思いました。
映画だと、どうしてもリアリティの点で細かいことが気になってしまう。
(なんでここで逃げないの?とか、なんでここで帰らないの?とか。はじめをこの屋敷内に留めないと映画が終わっちゃうからという制作側の都合が見えちゃうんだよね。)
舞台なら勢いで何とかなると思うんだよなー。

そして、これはもう、主役は丸山くんじゃないよね。
絵本作家の市村正親さんが主役だよね。
比べるのは酷だけど、完全に丸山くんは市村さんに食われていたよ。

エンドロールに、小野寺より子 小野寺進 とあり、え!?どこに出ていたの!?と思ったら。
皆さん、エンドロール終わるまで席をお立ちにならないように。
って、周囲は殆ど丸山くんファンで、おそらく「小野寺の弟 小野寺の姉」を観ていないだろうから、アボーンな感じになっていましたが。


3.5点
http://dorobou-yakusha.jp/

映画 「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」

依頼人の「人生の最後に食べたい料理」を再現し、高額の報酬を得る、通称・最期の料理人の佐々木充。
彼は絶対味覚を持つ天才料理人だが、料理にストイックすぎるあまりレストランの経営に失敗し、多額の借金を抱えていたのだ。
そんな充に、巨額報酬の依頼が舞い込む。それは、天皇陛下の料理番だった山形直太朗が満州国で作り上げた「大日本帝国食菜全席」のレシピを再現するというもの。
充は、70年の時を超えて、山形の足取りを追うが・・・。

充は山形の作った「大日本帝国食菜全席」のレシピを見付けられるのか?という現代軸。
山形は「大日本帝国食菜全席」を完成させられるのか?という過去軸。
この2層構造になっています。

充がそんなに苦労せず、過去を知る重要人物に会えてしまうこと。
山形がレシピを完成させられるのかどうかにそんなに引きが無いこと。
(いついつまでに完成させられないと命を取られるとか、何かしらのタイムサスペンスが必要だったかなと。)
ということから、中盤くらいまでは、淡々としているなぁという感想。
(登場する料理が美味しそうで、お腹が鳴ったけど。)
後半、今まで見えてなかったことが見えてくると、物語が動き始めます。

観てみたら、普通にちゃんとした映画なのだけど、なぜ今これを観なきゃならないのか?という点では弱いかもしれません。
あと、滝田監督がただただ普通に撮っていて、これという映像的演出が無い。
そして、ミステリーなのか人間ドラマなのか、ネタバレしないようにということも考えると、なかなか宣伝も難しかったろうなと思いました。

一点だけ・・・。充はあんなに料理にストイックでスタッフに厳しいのに、柳沢(綾野剛)の長髪&ヒゲを許していたのは何故?料理人としてあり得ないだろう・・・と思ってしまいました。滝田監督、綾野くんにヒゲくらい剃らせようよ。



3.5点
http://www.last-recipe.jp/

映画 「ローガン・ラッキー」

スティーブン・ソダーバーグ監督の4年振りの新作です。

娘の親権は離婚した妻に取られ、足が不自由なため仕事も失い、失意の日々を送る炭鉱夫ジミー・ローガン。
彼は人生を一発逆転すべく、ある犯罪計画を立てる。それは、全米最大のレース「NASCAR」のサーキット場の金庫から大金を盗み出すというもの。
ジミーは、戦争で片腕を失った元軍人でバーテンダーの弟クライドと、美容師でカーマニアの妹メリー、そして、爆破のプロで現在服役中のジョー・バングを仲間に引き入れるが・・・。

雑な説明で恐縮ですが、一言で表すと、「オーシャンズ11」のカントリー版。
脚本は凄いです。
伏線も作戦もすごくて、よくこんなこと考えられるなぁと思います。
伊坂幸太郎の小説みたい。

なんですが、どうしても引っかかることがあります。
「こんな凄い計画を立てられる人が、なぜ、こんな燻っていたの?」
「こんなに頭が良いなら、何の仕事でも成功するのでは??」
冒頭で、諸事情あって今はこんなだけど、でも実は切れ者という設定を入れた方が良かったのでは?
(かつては将来を嘱望されたアメフトのクオーターバックという設定はあり、クオーターバックということは、戦略担当だと一緒に観た人が言ってたのですが、私はそんなこと知らないから、単なる筋肉バカだと思ってしまっていた。)

あと、なんだろう、テンポがイマイチなのかなぁ。
話は凄いのだから、もっと面白くできたのでは??と。
所々入る、ジョーとその弟たちのアホな言動がスベっている気がしました。
このノリはちょっと古く感じます。


3.5点
http://www.logan-lucky.jp/

映画 「ノクターナル・アニマルズ」

デザイナー、トム・フォードの「シングルマン」に続く映画監督2作目。

アートギャラリーの経営者として成功したスーザン(エイミー・アダムス)は、裕福だが心は満たされない生活を送っている。
夫は自分に無関心で他に愛人がおり、アートにも興味を持てなくなっていた。
ある日、彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から、彼が書いた『夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)』という小説が届く・・・。

その小説というのが、もはやホラーのような内容。
深夜の高速で、サイコパス3人組に進路妨害された一家。彼らの暴力になす術無く、妻と娘を拉致され、夫は荒地に置き去りにされるというもの。
この小説の妻と夫も映像ではエイミー・アダムスとジェイク・ギレンホールが演じています。

スーザンの現在の生活、小説の世界、スーザンとエドワードの過去。
この3軸が交錯して描かれていくという複雑な構成になっています。

エドワードは何故この小説を送ってきたのか?
小説の結末は?
と、ストーリーを引っ張る力は凄いです。
グイグイ来ます。

が、なんと、オープンエンドというやつだったんですよ。
ものすごく中途半端なところで映画が終わり、結末は観客に委ねるというアレです。
それを知っていれば、また違ったんでしょうけど、予備知識ゼロだったので、はぁ!?となりました。

映画の途中くらいで、スーザンが自分で買ったことを忘れていた「REVENGE」と描かれたアート作品が出てくるのが、メタファーになっているのかなと。
エドワードが送ってきた小説のテーマも、エドワードが小説を送ってきた理由も「復讐」なのだろうなと。

スーザンがね、全く好きになれないような女なのですよ。
大学院在学中に兄の親友であるエドワードと恋に落ち、母親の反対を押し切って結婚するものの、母親の危惧通り2年で破たん。
スーザンはかなり裕福な家庭に育ったので、母親はエドワードは良い人だけど価値観が合わないと反対したんですね。そんな母親を俗物と詰っておきながら、結局は、書店で働きながら小説家を目指すエドワードに不甲斐なさを感じ、「こんな生活いつまで続けるの!」と捨て、ハンサムで精力的な今の夫に走るのです。が、そこまでして手に入れた今の夫とも上手くいってないという。
スーザンは、何を手に入れても満足しない女なんだろうなと。

映画の冒頭、200キロくらいありそうな巨漢の女たちが、フルヌードで踊っているという、ものすごく醜悪な映像が流れて、度肝を抜かれるのですが、トム・フォードのインタビューを読んでなるほどと。

「既存の価値観を完全に放棄した自由な女性たちと(=この巨漢の女たちのことだろうなと)、成功者の鏡のようながら精神を病んでいるキャリアウーマン(=スーザン)の対比。そこに、現代社会の偏見やねじ曲がった美意識、成功の定義へのアンチテーゼを込めた。そして、見せかけの成功や富、美を求めるあまり、大切なものを見失い捨ててしまっていたヒロインの姿に、マテリアリズムやキャリア、アルコール、ドラッグなどで魂が抜け殻になったことがある自分の姿を投影した。」

映像は非常に凝っていて美しいです。
でも音楽含め、ちょっと大仰。
そんな大した話じゃない。

小説の中のサイコパスを演じているアーロン・ジョンソンは、私の一番好きなハリウッド俳優の一人なのですが、まぁ、酷い役!なんですが、本作でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しています。
(ジェイムズ・マカヴォイといい、私の大好きな美しい俳優たちが、どんどん怪演方向に走ってしまっていて、正直複雑な気持ち・・・。)


3点
http://www.nocturnalanimals.jp/

映画 「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」

舞台は1948年のチリ。
大統領は国民的詩人で共産党員のパブロ・ネルーダを弾劾、警察官のペルショノーに逮捕を命じる。
ネルーダは逃亡生活に刺激を受けながら、詩集「大いなる歌」を完成させようとする。

ネルーダとペルショノーの追跡劇なのですが、これが退屈で・・・キツかった。
何を面白がれば良いのかが分からず、企画書上の見どころって何だったんだろう?と。
ネルーダのことを知っていたらまた違うのかもしれませんが、その人を知らなければ楽しめないのだとすれば、そもそも映画として成立していないなと。

監督はパブロ・ラライン。
私はこの監督の「NO」と「ジャッキー」を観ていました。
ペルショノー役のガエル・ガルシア・ベルナルは、「NO」に続き、この監督2作目ですね。


2点
http://neruda-movie.jp/

映画 「バリー・シール / アメリカをはめた男」

トム・クルーズ×ダグ・リーマン監督の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」が面白かったので、同コンビの本作も観てみました。

結論。
実話をベースにした映画は難しいね。

こんな凄い話が実話!と下駄を履かせすぎてしまうと、実話ということを取っ払って、映画として純粋に面白いか?ということが見えなくなってしまうのだと思います。

民間航空会社のトップクラスのパイロットであるバリー・シールは、ある日、CIAにスカウトされる。偵察機のパイロットとなったバリーは、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルにも腕を買われ、麻薬の運び屋を掛け持ちすることになり、大金を荒稼ぎするが・・・。

要は、CIAと麻薬の運び屋を掛け持ちしていたというのが、実話として凄いということですね。

なんですが、バリーの半生を2時間くらいで描いているので、ダイジェスト感が否めない。
また、脚本も一本道で、伏線など構成の面白さが無い。

一度、実話ということを頭から追い払って、映画として面白いかどうかをもっと考えた方が良かったと思います。
その点、「ダンケルク」や「ドリーム」は素晴らしいです。


3点
http://barry-seal.jp/

映画 「斉木楠雄のΨ難」

私、福田雄一を面白いと思ったこと一度も無いんですよね・・・。
でも、最近、ちょっと山﨑賢人って良いかも~と思い始め。
(その割りに、「陸王」は一度も見てない。小説読んじゃったから、展開分かっちゃってるので、どうしても見る気になれない。)

前置きが長くなりましたが、本作。
原作漫画は未読です。

あ、今気づいた!
斉木楠雄って、まさか、サイキックスってこと!?

生まれた時から、テレポート、テレパシー、サイコキネシスなどありとあらゆる超能力を持っている斉木楠雄。
彼は力を隠し、普通の高校生として生きて行きたいと願っている。
今年も文化祭の季節がやって来た。
毎年問題が起きているため、もし今年も何かあったら、来年からは文化祭が中止になるという。
文化祭を何とか無事に終わらせるため、楠雄は密かに孤軍奮闘するが・・・。

はっきり言って、映画としてのテイはなしていないというか、コントの連続みたいな感じ。
まぁ、いくつか伏線など構成の面白さはありましたが。
何も残りませんが、役者の皆さんがぶっ飛んだ演技をしているのは良かったです。
特に橋本環奈は頑張っていた。ちょっと驚いた。


3点

http://wwwsp.saikikusuo-movie.jp/

映画 「女神の見えざる手」

邦題がイマイチですが、ものすごく面白かったので、ぜひ一人でも多くの人に観てもらいたいです。
とにかく脚本がとびきり面白い!!
観た後、絶対に誰かに話したくなります!!

ロビイスト
特定の団体や企業、国家などの活動が有利に進むよう、政治家や官僚、マスコミに働きかける。
巧妙な戦略を駆使して政治を陰で動かす。

大手ロビー会社「コール=クラヴィッツ&W」に勤める敏腕ロビイストのエリザベス・スローン。
勝つためには手段を選ばず、一切の妥協を許さない仕事ぶりで、クライアントから高く評価され、政府やメディアからも一目置かれる存在だ。
ある日、銃擁護派団体から仕事を依頼されたエリザベスは、団体の代表が政財界に強い影響力を持つ人物であるにも関わらず、彼の前できっぱりと断ってしまう。その結果、上司に「依頼を断るならクビだ」と宣告されたエリザベスは、部下数人を引き連れ、銃規制法案の成立に尽力する小さなロビー会社に移籍する。
38倍だったか34倍だったか、とにかく銃擁護派は銃規制派より圧倒的な資本を持っているのです。
にも拘わらず、エリザベスは奇策ともいえる戦略によって、形勢を有利に変えていく。
ついに巨大な権力を持つ銃擁護派団体とコール=クラヴィッツ&Wは、エリザベスを潰すため、個人攻撃を始め・・・。

ロビイストとは、常に先を読むのが仕事。
相手が自分の急所を突いてきた時に、一番の切り札を出す。

エリザベスが本当に凄いです。
えぇーどこから!?
彼女の“仕掛け”には、本当にたまげた。
多くは語りません。とにかく観て。

エリザベスのキャラクターも強烈です。
とことん合理的で、毎晩同じ中華屋で夕食を摂り(彼女にとって食事は排泄と同じだそう)、ほとんど眠らず、性欲はエスコートサービスで処理、フェミニズムにまるで興味なし。
もはや男、と言うより、もはやサイボーグ。

そんなエリザベスを演じているのはジェシカ・チャスティン。
私、彼女のことを美人だと思ったことはないのですが、「ツリーオブライフ」みたいなフワッとしたものではなく、強いキャラクターを演じる方が合っているなぁと。

いやぁ、久々に脚本に驚いた。
さらに驚いたことに、脚本のジョナサン・ペレラは、な、なんと、本作がデビュー作!!
元弁護士なんだって・・・。
天は二物を与えるんだよね。

監督は「恋に落ちたシェイクスピア」「マリーゴールドホテルで会いましょう」のジョン・マッデンです。

まだ今年もあと2ヶ月ありますが、現時点での私の洋画トップ5は、
「ダンケルク」「ラ・ラ・ランド」「女神の見えざる手」「ドリーム」「ドクター・ストレンジ」ですかね。
監督賞は「ダンケルク」
脚本賞は「女神の見えざる手」
作品賞は「ラ・ラ・ランド」
個人的に好きなのは「ドクター・ストレンジ」
万人受けするのは「ドリーム」
という感じかな。


4.5点
http://miss-sloane.jp/

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