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カテゴリ: 映画

一言で表すと、アラサーのボーイ・ミーツ・ガールもの。
奥田民生を崇拝する33歳の雑誌編集者・コーロキが、アパレルの美女プレス天海あかりに一目惚れし、彼女に翻弄させられ、成長していく的な。

配役は完璧だと思いました。
のび太くんを演じさせたら日本で(のび太くんはそもそも日本人だけど)右に出る者無しの妻夫木くんは、コーロキにぴったり。
石原さとみも、出会う男すべて狂わせるガールだと思いますが、ちょっと賢い(したたかな)感じになっちゃいそう。
この天真爛漫さ、水原希子以外に思いつかない。
他、リリーさんも安藤サクラも新井浩文も松尾スズキもみんな上手いし、ハマっています。

ま、特に何も心に残るものはありませんでしたが。

ところで、私は小沢健二も奥田民生も大好きですが、小沢健二を好きな男は好きになれないということに先日気付いたのですが、本日、奥田民生を好きな男は嫌いじゃないことに気付きました。

奥田民生を好きな男は、なんとなくちょっと不器用で、「働く男」とか「ヒゲとボイン」を応援歌のように感じ、奥田民生はまさに自分の味方だと思っているのだと思う。
が、小沢健二を好きな男は、小沢健二自身のことは本当はどうでも良いのだと思う。小沢健二を好きだと言っている自分が好きなだけ。
同様に、「
BRUTUS」を好きな男も好きになれん。「Tarzan」の方が潔いぜ。


3.5点
http://tamioboy-kuruwasegirl.jp/

「プロメテウス」の続編です。
1979年に公開された「エイリアン」に直結する前日譚ではないですが、「プロメテウス」&「エイリアン コヴェナント」でエイリアンがどこから来たのかが判明します。
(「プロメテウス」は人間がどこから来たのかも描いていますが。)

が、主題はエイリアンがどこから来たのかということよりも、「アンドロイドの悲哀」だと思いました。
本作の主人公はヒロインのダニーじゃない、アンドロイドのデイヴィッドだよ。

本作の冒頭で、ウェイランドがデイヴィッドに、「おまえを作ったのは私だ」と言います。
人間によって勝手に作られ、でも自分は曲一つ作ることを許されないデイヴィッド。

マイケル・ファスベンダーが好きというのもありますが、私は「プロメテウス」の時のデイヴィッドが好きだったよ。
あんなに優しかったのに・・・。
誰があなたをこんな風にしてしまったの?
そうか、人間か・・・。
そうだね、憎いよね、人間が。

デイヴィッドファンだった私としては、本作、かなりショッキングな内容となっています。
悲しいよ・・・。

ところで、この手の映画を観ていつも思うことは、なんでこんなに乗組員はアホなの?ということ。
だってさー、もともと優秀な人間が選ばれ、さらにトレーニングを積んで乗船しているはずだよね?
それにしてはお粗末すぎやしないか?と。
まぁ、お粗末じゃなかったら、ソッコーで対処できちゃって、話が終わっちゃうけど。

ダニーを演じたキャサリン・ウォーターストン。
「ファンタスティック・ビースト~」で、なにこのおばさん?と思った人だ。
やはり可愛くないわー。


3点
http://www.foxmovies-jp.com/alien/index.html?p=true


是枝監督の最新作です。

殺人の前科がある三隅(役所広司)が解雇された工場の社長の殺害し、遺体に火をつけた容疑で起訴される。
三隅は犯行を自供しており、死刑はほぼ確実だが、弁護を担当する重盛(福山雅治)はなんとか無期懲役に持ち込むべく事件を洗い直すが・・・。

三隅の供述が二転三転するのですね。
ギャンブルの金が欲しかったと言ってみれば、次は被害者の妻に頼まれたと言い出したり。
その度に重盛は振り回されると。

正直、ストーリーとしてはよくある感じ。
(早々に三隅の動機に気付いてしまいました。)

ミステリーとしてどうこうより、三隅を演じる役所さんの何を考えているのか分からない得体のしれない感に見入ってしまいました。

もうちょっと役所さんと福山さんの演技対決になっていると良かったのだけど、福山さんは役所さんに飲まれていたなぁ。

気になったのは、重盛の動機。
これって国選だよね?お金にもならないのに、何故こんなに一生懸命なの?
まぁ、重盛は勝ちにはこだわっているという設定なので、お金のことは良いや。
とは言え、なんかちょっと足りない、もったいないという感じ。
真実なんてどうでも良い、勝つことが全てだった弁護士が、三隅と出会い、裁判で勝つことだけが勝ちではないということに気付く。
ということなんでしょうけど、もう少し重盛の背景を描かないと、伝わらないと思いました。
何事も逆算が大事ですよね。

ところで、私も実際に裁判を経験したことがあるのですが、やはり裁判に正義なんて無いのだろうなと本作を観て思いました。
裁判官も検事も弁護士も、なんというか、一つのお芝居を演じる劇団員みたいなの。
とにかくこの舞台をつつがなく終わらせたい、早く幕を閉じたい的な。
あぁ、実際にはこんな風に急かされながら流れ作業的に進んでいくのだなと思ったことを思い出しました。


3.5点
http://gaga.ne.jp/sandome/

ただただ凄かった・・・。

冒頭から、画の力&音響効果でグイグイ引き込まれます。
とにかく音響効果が凄い。
爆発音などに臨場感があるということだけでなく、この音響効果により、台詞がほとんど無くても、逃げ惑う英兵達の追いつめられている心情が迫ってきて、気付いたら歯を食いしばり、ものすごい緊張感で見入ってしまいました。

これまで、あまり音響効果について意識したことがなく、アカデミーの音響編集賞もふーんという感じだったのですが、本作で初めて「これは凄い・・・一体どうやって指示するのだろう、スタッフがありえないほど優秀なのか?」と音響効果について考えが行きました。

全編を通し、説明台詞どころか、台詞がとにかく少ない。
(脚本どうなっているのだろう??)
それでも、クリストファー・ノーラン監督が何を伝えたかったのかが、映像から伝わってくる。
説明台詞がやたら多く、登場人物が喋りまくっても、伝わらない映画は伝わらないのにね。

ノルマンディー上陸ではなく、ダンケルクの撤退をテーマにする。
この視点が素晴らしい。

独軍によってダンケルク(フランス最北端)の海岸に追い込まれた英仏軍。
当時の英首相チャーチルは、英仏軍計35万人を救出するよう命じます。
空軍や海軍だけでなく、民間の船舶も総動員されます。
(船持っている一般市民のおじいさんも、ダンケルクまで助けに駆けつける訳です。)

① 海岸に追いつめられた陸軍
② ①を助けるために船を出す一般市民(イギリス人)の父と息子
③ ①を援護する空軍パイロット
この3つのパートが交互に描かかれ、収束していくのですが。

度肝を抜かれたのは、①は1週間のできごと ②は1日のできごと ③は1時間のできごとと、一つの映画の中で、異なる時間の流れが描かれるのです。
異なる時間の流れなのに、スタートから描かれているし、ラストは収束するんですよ。
この発想には本当に仰天した。
そして、どうやって演出したら良いのか分からない。

撤退するということは、必ずしも負けではないのです。
人道的な意味だけでなく、人的資源の保全という点でも。
この撤退が成功していなかったら、その後の戦局も変わってしまったはず。

ダンケルクから撤退した兵士たちの中にはは、うしろめたさを感じている者もいます。
「生き残っただけだ」と答える兵士に、「十分だ」と出迎えたおじいさんが答えるのですが、ここは泣けた・・・。

ダンケルクの戦いで人生を左右されてしまった人達に。

まとめると
①ダンケルクを選んだという視点
②3つの異なる時間軸を一本の映画の中に収めたこと
③音響効果
とにかくすごかった。

ラストで何ヵ所か、綺麗に描きすぎでしょう、作りすぎでしょう、と思う部分もありましたが、まぁそんなの些末なことです。


4.5点
http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/

「氷の微笑」のポール・ヴァーホーヴェン監督(意外や?「ロボコップ」と「トータル・リコール」も同じ監督なのですよ)がイザベル・ユペールで悪女映画を撮ったとなれば、気になりますよね。
私のこの夏の一番観たい映画でした。

ゲーム会社の社長として成功を収めたミシェルが、自宅で覆面の男に暴行されてしまうところから物語は始まります。
なぜかミシェルは警察に通報しないのですね。
それは彼女が非常に暗い過去を抱えているからなのですが、これは徐々に明らかになっていきます。

フランス映画ですからね、『ハリウッド・リライティング・バイブル』なんて読まねーし!、起承転結?ミッド・ポイント?関係ねーし!ということなんでしょう。
犯人は誰か?という映画ではないのであります。
ストーリーに起承転結やオチらしいオチはありません。
日本で言えば、井上荒野の小説みたいな感じですね。
起承転結は無いけれど、全編を漂う不穏感・緊迫感。

イザベル・ユペールから目が離せません。
映画の中で、やたらモテるんですね。
確かに美しいのですが、あれ?イザベル・ユペールって結構な年齢じゃなかったっけ?こんなに肉体的に異性から求められる年齢だったっけ??何歳設定なんだ??という疑問がグルグル。
観終わってから年齢調べたら、実年齢は64歳!!
これがフランスということか。。。
映画とは全然関係ないけれど、歳を取ったら目鼻立ちは関係ないね。
肌と髪の毛の綺麗さ、そして太らないこと、これが若く見える秘訣だと思った。

まぁとにかくですね、ミシェルという役柄なのか、イザベル・ユペールという女優がなのか、まぁその両方なのでしょうけれど、一体何者なんだ!?というのが全編を通しての引っ張りですね。

ここまで書いておいてなんですが、面白かったか?と訊かれたら、返答に窮する感じです。
万人にお薦めできる映画ではないです。
でもこの不穏感は、一年後も忘れられないでしょう。


3点
http://gaga.ne.jp/elle/

原作1ページも読んだことないのに、観に行ってしまった。
三池監督なので。
むしろこの際、原作未読の人が純粋に映画としてどう思うのか、という評価軸があっても良いのではないかと思い、開き直ってレビューします。

前半は面白かったです。
三池さんらしいカリカチュアされた世界観とか、「クローズZERO」みたいな不良バトルとか、各人のスタンドの説明とか。
キャストも、新田真剣佑(学芸会演技)以外は良かった。

が、虹村邸に潜入してからがダメだったなぁ。
テンポが悪くて、冗長に感じました。
虹村兄弟の動機も、なんだかチープに感じるし、お父さんのお涙頂戴的なくだりも唐突。

まぁ、第一章だから仕方ないと思いますが、「大いなる序章」というのが一番の印象です。

なお、一連の少年漫画の実写映画化。全て原作未読ですが・・・
銀魂⇒福田雄一を一度も面白いと思ったことが無いので観ない。
東京喰種⇒え、この監督、誰?ゾンビもの興味無し。
鋼の錬金術師⇒監督、曽利さんかぁ!でも山田涼介・・・興味無し。
曇天に笑う⇒え、この福士蒼汰のビジュアル、「無限の住人」と同じじゃない!?
以上。

3.5点
https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/

カンヌからパリへの1泊2日のロードムービーで、起承転結みたいなストーリーは無いのですが、全く退屈しませんでした。

監督は、エレノア・コッポラ。
フランシス・フォード・コッポラ監督の妻で、なんと80歳で長編映画監督デビュー!
(元々、フリーのデザイナーだったそう。)

映画プロデューサーの夫・マイケルとカンヌ映画祭からの流れでバカンスを楽しもうと思っていたアンだったが、急きょ、マイケルが仕事の都合でブダペストに飛ばねばならなくなってしまう。
アンもブダペストに同行するつもりだったが、耳の調子が悪くて飛行機に乗れず、パリの友人宅で休ませてもらうことにする。
すると夫のビジネスパートナーであるジャックが、パリまで車に乗せて行ってくれることになり・・・。

カンヌからパリまでは車で7時間。
だが、ジャックが素敵なレストランやコート・ダジュールの名所に寄り道するため、なかなか進まない。
最初は早くパリに着きたいと思っていたアンだったが、次第に「人生を楽しむ」ジャックのペースに乗せられていき・・・。

マイケルが超多忙で、アンと一緒にいてもひっきりなしに電話がかかってくる。
二人で休暇を取ったのなんて、いつのことだったか・・・みたいな。
しかも、ブダペストに飛んだマイケルがアンに電話してきたかと思えば、「あの薬はどこにある?」という理由。
それに比べ、フランス男のジャックの人生を楽しもうとする姿勢。
夫を支え、多忙な夫の代わりに一人で娘を育ててきたアンは、ジャックと一緒にいるうちに、「自分が何を好きだったか」を思い出していきます。

このフランス人男性とカンヌからパリまで予定外の旅をすることになったというエピソード、エレノアさんの実体験なのだそうです。
マイケルはフランシス・フォード・コッポラ監督なのね・・・。
でもまぁ、アンと違って、エレノアさんはご自身も活躍されていそうだけど。

映画に出てくる風景は美しく、お料理はとても美味しそうで、センスある映画でした。
80歳でこのセンス・・・おそるべし。

そして、アンを演じだダイアン・レインの美しいこと!
彼女なら現役で恋愛してOKでしょう。

ところで、よく、なんであんな大金持ちの旦那さんと離婚しちゃったんだろう!?という方がいますよね。
奥菜恵とか。
お金は大事だよ、でもお金だけじゃないんだよ、っていうことでしょうかね。

ま、私なら大金持ちの夫が私に関心無くても平気だな。
その夫がケチじゃなくて、自由にお金を使わせてくれるなら、一人で十分楽しめる。


3.5点
http://bonjour-anne.jp/index.html



前作がピンと来なかったので、2を観るかどうか迷ったのですが、本当にこの夏は観たい映画が無くて。
このままだと、今月は映画館で1本しか映画を観ないことになる・・・と思い、観に行きました。

ストーリー的には単純。

引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィックの元にイタリアマフィアのサンティーノが現れる。
サンティーノの依頼は実の姉を殺して欲しいというもの。
ジョンは誓印を交わしてしまっており、サンティーノの依頼を断れない。
ジョンはサンティーノの姉ジアナの殺害に成功するのだが、サンティーノは姉殺しの復讐と称し、世界中の殺し屋に700万ドルという懸賞金をかけジョンの殺害を命じる・・・。

なんかねー、キアヌ・リーブスの身体が重たく見えるのですよ。
鍛え過ぎ?脚とか太くて、サッカー選手みたい・・・。軽やかさが無い・・・。
お腹もちょっと出ていて、ボコ腹筋かな?と思ったのですが、シャツを脱いだ時に腹筋が割れておらず、単に出ているだけなのだなと。

ワクワクしたのは“コンチネンタル”ですね。
これは世界中で活躍する殺し屋のサポートをする機関で、武器や情報の調達から死体処理まで、殺しの仕事に関する様々なサービスを受けられます。
地図屋、仕立屋、ウエポンソムリエのくだりは楽しかったです。

あと、切ないのが良いですね。
「ボーン」シリーズのマット・デイモンとか、孤独なヒーローはセクシーです。



3点
http://johnwick.jp/

私、シリーズ全て観ていますが、同じくジョニー・デップの「アリス・イン・ワンダーランド」と共に、実は一度も面白いと思ったことがないです。
毎回、寝ちゃう!

本作もやはり途中で寝てしまいました・・・。

つまらない理由を考えてみたのですが、
①脚本が一本線。伏線など構成の面白さが無い。
②あのドタバタは日本人には受けない。
③〇〇するにはコンパスが必要で、✖✖するには槍が必要で、というご都合主義的なルールがたくさんあり、段取りっぽい。

ストーリー的には、ポセイドンの槍をめぐって、登場人物達の様々な思惑が交錯するという流れ。

父の呪いを解くためにポセイドンの槍を探すヘンリー。
ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)の息子です。

父の形見の“ガリレオの日記”を手掛かりにポセイドンの槍を探すカリーナ。
(彼女の父親は、なんとあの人。)

ジャックに復讐を誓う“海の死神”サラザール(なぜこの人がセクシー扱いなのか理解不能なハビエル・バルデム)も、自らにかかっている呪いを解くためにポセイドンの槍を探している。

監督は「コンティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
海が割れ、海の壁の間でのアクションは見応えありました。

今回は、ラスト、感動路線となっております。
最後って、そっちか!と。

そして・・・タイトルで今回がラストかと思っていたのですが、さらに続編ありそうですね!
まだ観なきゃならないのかぁ・・・。


3点
http://www.disney.co.jp/movie/pirates.html

アメイジングなスパイダーマンだったアンドリュー・ガーフィールドが、「沈黙」に続き本作でも神と対話せんとし続け、すっかり演技派俳優に。(しかも本作も舞台は日本。)

ヴァージニアの田舎町で育ったデズモンド・ドスは、第2次世界大戦が激化する中、陸軍への志願を決める。
だが、デズモンドには心に固く誓っていることがあった。それは「生涯、武器には触らない」ということ。
兵士たちから臆病者と罵られ、陰険なイジメに遭っても屈しないデズモンド。
上官からは武器を持つか除隊するかを迫られるが、どちらにも妥協せず、ついには軍法会議にかけられることになってしまう。

正直、この前半はちょっと長すぎると思いました。
日本人からすると、戦争なのにそんなこと主張している場合か!?とデズモンドにイラつくのでは?
ここがやはりアメリカってすごいなと思うポイントです。
当時の日本だったら、除隊も認めないだろうし、拷問にかけてでも武器を持たせると思うの。
アメリカは、やはり個人の自由に重きを置いている国なのだなぁ。(映画だからかもしれませんが)

デズモンドが頑なに武器を拒否するのは、過去に弟に大怪我を負わせてしまったことと、(先の大戦で心に深く傷を負っている)アル中の父親が母親に暴力をふるっていたからという理由があるのですね。
この父親が本当にダメダメなのですが、息子の軍法会議を前に、立ち上がるのです。
ここの変身っぷりの演技が素晴らしいです。

で、父親の助けよって主張を認められたデズモンドは、激戦地のハクソー・リッジへ赴く。
そこは、アメリカ軍が史上最大の苦戦を強いられている戦場であった。

ハクソー・リッジを訳すと、「ノコギリ崖」。
第2次世界大戦の激戦地・沖縄の前田高地のこと。
150メートルの断崖絶壁の崖をなんとか登ると、日本軍が待ち構えていて、ハチの巣状態に…。

多くの死者を出したアメリカ軍は一時退却するのですが、デズモンドは残り、日本軍に攻撃されながらも、ひたすら怪我を負った兵士たちを救助します。
その数、75人!
デズモンドを臆病者呼ばわりしたアイツも、デズモンドを殴ったアイツも、デズモンドに助けられます。
ここは、素直に泣けます。

戦場のシーンはすさまじいです。
私の隣の女性は、ずっと手で顔を覆っていました。
正直、だったら他の映画を観れば良かったのに・・・とも思いましたが。

監督は、あのメル・ギブソン!
彼が監督を務めた「パッション」は万人にお薦めできませんが、本作は素直に良かったよと言えます。

あ、日本軍ってやはり、捨て身・卑怯・ハラキリというイメージなのか・・・。


4点
http://hacksawridge.jp/

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