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映画

ブラッド・ピットが初の宇宙飛行士役でSF超大作。
にしては宣伝の立ち上げが遅くない?
出来がイマイチなのかしら…?と嫌な予感がしていたのですが、予感的中。
つまらなかった・・・。

地球外生命体の探索に出発して16年後に消息を絶った父を捜しに、主人公が海王星に向かうという話。

とは言え、「アルマゲドン」的なAEROSMITHが流れてくるようなエンタメ作品ではありません。とても静かなのです。

細かい所で色々と突っ込みどころが満載。
そういうリアリティを追求する映画ではなく、哲学的ファンタジーということなのかもしれませんが、そう吹っ切れる程のクオリティじゃないから、やはり細かい所が気になってしまう。

静かなSF映画ということで、「2001年宇宙の旅」や「ゼロ・グラビティ」を思い浮かべたのですが、いかんせんクオリティが違い過ぎる・・・。

ラストも雑すぎる。
「ゼロ・グラビティ」もラストが超高速展開だったけど、あっちは雑だとは思わなかったんだよなぁ。
何の違いなんだろう?


2点
http://www.foxmovies-jp.com/adastra/index.html


三谷幸喜監督の最新作。

国民から嫌われている内閣総理大臣が、演説中に観客からの投石が頭に当たったことにより記憶喪失になり・・・。

三谷さんらしい展開。
キャストも豪華。
中井貴一さんはさすがの演技。

面白かったです。
ただし、途中から上手くいきすぎなのは気になった。
そして特に残るものも無い。


3.5点
https://kiokunashi-movie.jp/


「超高速!参勤交代」の土橋章宏の小説を犬童一心監督が映画化。
監督の違いか、映画「超高速!参勤交代」ほど安っぽくなかった。

姫路藩(兵庫)の藩主が幕府から日田(大分)への国替え(引っ越し)を言い渡される。
全ての藩士とその家族全てが移動せねばならない。
そんな桁外れの費用と労力がかかる難関プロジェクトを、本ばかり読んで引きこもっている書庫番の春之介が率いることになり・・・。

知らなかった・・・。
例えば姫路藩の藩主だったら、一生、姫路藩の藩主なのかと思っていた。
なんなら世襲で。
国替えというのがあったんですね・・・。

普通に面白かったですが、引っ越し奉行として驚くようなアイディアを発揮する訳ではないんですよ。
物を減らす・人を雇わず自分たちで運ぶ・移動する人間を減らす。
うーん。当たり前じゃん??

星野源のかっこ良さが全く分からず。
高橋一生の鹿賀丈史のような話し方が気になった。

松竹さんはこの後、「決算!忠臣蔵」が控えていますが、3匹目のドジョウはいますでしょうかね?


3.5点
http://hikkoshi-movie.jp/

太宰治と妻・美知子、『斜陽』のモデルとなった太田静子・最終的に心中した山崎富栄。
この切り口は面白いと思いました。
まだやりようがあるもんだなぁと。

キャストも小栗旬、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみと豪華。
さすが蜷川実花人脈。

ただし、構成がイマイチで、点と点が線になっていないのが残念でした。

坂口安吾、三島由紀夫とはこういう関係だったのか!
志賀直哉には認めてもらえなかったのね・・・
など文学好きとしては興味深い小ネタが散りばめられていて、むしろその方が面白かった。


3点
http://ningenshikkaku-movie.com/


楽しみにしていただけに、ガッカリしました。
これじゃない感と、もっと頑張って欲しかったという残念な気持ち。

まず、エルトン・ジョンを演じたタロン・エジャトンの歌がイマイチ。
下手ではないかもしれないけど(上手でもない)、声が良くない。
冒頭、最初の歌声で、あぁこれはダメだと思った。
エルトン・ジョンを演じるにはハスキー過ぎる。
最初の歌声で心掴まないとダメだよ。

そして、ここぞという肝のシーンが全然ダメ。
レジナルド(エルトン・ジョンの本名)が初めて奨学生として王立音楽院でピアノを披露するシーンや、「Your Song」が誕生するシーン、もっとハッとさせて欲しかったなぁ。
あそこ頑張らなくて、どこ頑張るんだよ。

他、ミュージカルシーンも安っぽい。
なんでもっと頑張らなかったのかなぁ。

監督のデクスター・フレッチャー。
殆ど監督経験が無いですよね。
荷が重かったのではないでしょうか。


2.5点
https://rocketman.jp/

「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ベンダース監督作品です。

ま、私のお目当ては監督より主演のジェームズ・マカヴォイですが。

ノルマンディーの5ツ星ホテルで出会ったMI-6の諜報員ジェームズと生物数学者ダニー。
二人は生涯の恋に落ちるが、ジェームズはソマリアでの任務、ダニーは潜水艇での深海調査が控えていた…。

映像はとても美しい。
最近ずっと気になっているフェロー諸島も登場。

が、リアリティさは全く無いです。
美男美女、MI-6の諜報員と生物数学者、そして高尚な会話。
下手するとハーレクインロマンス。
ま、ヴィム・ベンダース監督なので、下手はしないのですが。
でもまぁ、監督含め、かなり観る人を選ぶ映画だなと思いました。

…ソマリアに行った甲斐が全く無かったね。


3点

http://kodou-movie.jp/

「カメラを止めるな」の上田慎一郎監督のオリジナル脚本で、トリプル監督(その一人が上田監督)という作品。

「カメ止め」同様、ネタバレ厳禁系なので、多くは語りません。
が、「カメ止め」同様、中盤で物語の見え方が180度変わる系です。
が、「カメ止め」と違い、色々と無理がある。

どうやって潜入したんだとか、気に入られる確証は無いだろうとか。
ミスリードの仕方も、ちょっと嫌な予感がしていたのですが、それをやったらアカンやろう。

要は、そういった諸々を吹き飛ばせる程、面白くなかったということです。
後味もあまり良くないし。

あと、カメがかわいそう。
本当に大事にしていたペットなら、あんな真似は絶対に出来ないはず。


2.5点
http://aesop-tsubo.asmik-ace.co.jp/

とても良かったです。
田中泯さん演じる平山中将のセリフから引用するところの“深謀遠慮”なストーリーで、「永遠の0」より断然好きです。

見栄と財閥の私服を肥やす為に世界最大の戦艦を作る。
世界最大の戦艦を作ったら使ってみたくなるし、自信がついてしまい、アメリカに勝てると思い込んでしまう。

この流れには、なるほどと納得しました。
でも平山中将の思惑は更に先にあって、これには本当に驚いた。

昔から理系に弱い私。あ、孤高のB型天才肌にも弱い私。
(シャーロック・ホームズとか「イタズラなKISS」の入江くんとか)
なので、菅田将暉さん演じる天才数学者の櫂直はドンピシャに好みで、トキメキました。
この変人っぷり、最高。
カンバーバッチの「イミテーションゲーム」を思い浮かべました。

冒頭、セットアップが遅くて、ちょっと退屈しましたが、山本五十六と櫂直が邂逅してからは展開もスリリングで目が離せませんでした。

4点
https://archimedes-movie.jp/

個人的には、ジェイク・ギレンホールとキャリー・マリガンが夫婦役というのに興味を持ったのですが、「リトル・ミス・サンシャイン」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「それでも夜は明ける」等に出演している俳優、ポール・ダノの監督デビュー作です。

ポール・ダノはインタビューで「親とは何だろう?という疑問に囚われて、そこから何かを見つけたいと自問自答する日々だった」と述べていますが、私にとっては、「ブルーバレンタイン」「ふたりの5つの分かれ路」と本作で、独身者に結婚を怯ませる夫婦残酷物語三部作と名付けたい。

あんなに好きで結婚したはずなのに、幸せだったはずなのに、一つ歯車が狂うと、もう壊れていくのを止められない。

同じものを見ていると思っていたのに、見ているものが違っていた。

二人の息子である14歳のジョーが、一番大人。
こんなに良い息子を育てたというのが救い。

それにしても、キャリー・マリガンの老けようにショックを受けた。
最初、誰だろうと思ったもの。

3点
http://wildlife-movie.jp/

「君と歩く世界」のジャック・オーディアール監督作品で、第75回ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞(最優秀監督賞)受賞作です。

舞台はゴールド・ラッシュで沸き立つ1851年のアメリカ。
最強の殺し屋“シスターズ兄弟”は、ボスの指令で、連絡係のモリスが捜し出したウォームという男を捕らえに行く。ウォームは科学者で、黄金を見分ける化学式を見つけていたのだ。

んー。期待して観に行ったのですが、面白くはなかった。

衝動的で殺し屋が天職な弟と、弟のために嫌々ながら殺し屋を続けている兄のデコボコ感は面白かったし、弟を演じたホアキン・フェニックス、兄を演じたジョン・C・ライリー、モリスを演じたジェイク・ギレンホールと芸達者が揃っているなとは思いましたが。

何というか、彼らはこの役を演じて楽しいだろうなという感想。
(邦画で例えるなら、「任侠映画」を演じている男優に感じる、しらーっとした気持ち。)

そもそも、企画者はジョン・C・ライリーだそうで、そりゃあ、この兄は美味しい役だろうよと思いました。
俳優が自分で企画立案して主演務めるのに反対な私です。
独りよがりになるというか、本人だけが気持ちよくなっているなと白ける。

ラストも女性は「はぁ?」となると思う。
男は結局、マザコンか。

ま、男性には刺さるのかもしれませんが、女性は置いてけぼりな感じです。


2.5点
https://gaga.ne.jp/goldenriver/

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