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映画

2016年に製作された映画が、ティモシー・シャラメ人気に乗っかって、今頃、日本公開。

演劇大会に参加する高校生3人と引率の先生が過ごした2泊3日を描いています。
人付き合いが苦手で行動障害があり薬を服用している高校生のビリー(ティモシー・シャラメ)は、どこか物憂げな英語教師のミス・スティーブンスが気になっていた。
また、スティーブンス先生も1年前に母親を亡くした悲しみから立ち直れておらず・・・。

うーん・・・
ティモシー・シャラメが出ていることだけが良かった。

正直、どうということもない映画。

かなり年上の女性に惹かれていく話って、ティモシー・シャラメ好きなおばさん達を狙ったのでしょうか。


3点

http://www.finefilms.co.jp/days/ 

売れないシンガーソングライターのジャックが交通事故に遭い、目覚めると、そこは「ビートルズ」が存在しない世界だった。

というあらすじに、日本人的には『僕はビートルズ』を思い浮かべるかもしれません。
私も妄想したことがあるのですが、誰の曲だろうと1曲もソラで歌える曲が無いという・・・。

監督は「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル、脚本は「ラブ・アクチュアリー」「ノッティングヒルの恋人」のリチャード・カーティスと、最高の組み合わせ。

面白かったです。
とは言え、割と想定通りに話は進んでいきます。

個人的にはエド・シーラン自身が本人役で出演していて、エド・シーランのマネージャーの「エドはジャックが現れるまでの繋ぎだったんだわ」的な扱いに爆笑。エド・シーランって良い人だなぁ。まぁ、それだけビートルズを崇拝しているということか。

ジャック役、何故もっとイケメンにしなかったのだろう?せめてもっと歌が上手い人にすべきだったのでは??と思ったのですが、イケメンで歌が上手かったら、もっと違う展開になっていたか。



3.5点
https://www.yesterdaymovie.jp/

これはもう原作が本当に素晴らしいのですよ。
2016年というのは日本の小説界で言うと10年に一度あるかないかの奇跡の年で、『蜜蜂と遠雷』『マ千ネの終わりに』『みかづき』が刊行されたのであります。

面白い本に出会うとページを繰る指が止まらなくなりますが、その先があるということを私は本作で知りました。面白過ぎて、読み終わるのが嫌で、2度も途中で読むのを止めてしまうという。

私にとってそれくらい衝撃的な小説だったので、実写化には懐疑的でした。
アニメの方がマシではないかと。
でも全くの杞憂でした。
私は少しもガッカリさせられませんでしたし、原作者の恩田陸さんもこれなら喜ばれているのではないかなと。

①予選から本戦まで、繰り返しに思えて飽きてしまうのでは?
結構バッサリ捨てるところは捨てていて、その思い切りに感心しました。
これは監督が脚本も編集も担当した賜物だなと。

②ピアノの差が素人には聴き分けられないのでは?
どれくらいのプロに弾いてもらうのか分かりませんが、その人達は小説の世界の天才達ではないし、観客も殆どが素人なので、聴いていて分かる程の差が出せないのではないかと思っていたのです。
コンクールの課題で、自由演奏(自分で作曲)というのがあるのですが、そこを映画では採用していて、なるほどなと思いました。それなら個性の差を出しやすいですよね。よく考えているなと。

③クラシックに興味が無い人は、演奏シーンで飽きるのでは?
これは映像ならではだなと思ったのですが、音と映像は別のものに出来るのです。要は演奏している音に映像はその人の背負っているものなどをかぶせられると。演奏がBGMになるということですね。これにより、飽きずにコンクールのシーンを観ていられます。

そして改めて俳優さんって凄いなと思いました。
ピアノを弾くシーン、もちろん手元の寄りはプロのピアニストの差し替えでしょうし、引きのシーンも音は差し替えでしょうが、ピアノを習ったことがある人には分かると思いますけれど、この身振りや指さばき、相当に訓練しないと出来ないものですよ。一番の驚きはそこかも・・・。

ところで先ほどアップした「JOKER」の投稿と矛盾しますが、本作の監督である石川慶氏は長編映画の実績が「愚行録」(シリアスを通り過ぎてダーク)位しか無く、本作には向いていないのではないかと思っていたのですが、全くの杞憂でした。抜擢したプロデューサーのチャレンジ精神を称えたいと思います。 


4点
https://mitsubachi-enrai-movie.jp/ 

今年最も楽しみにしていた洋画。
結論から言うと、期待し過ぎた。
映像はかっこ良いし、ホアキン・フェニックスの演技は素晴らしかったけど、共感出来ず。

私は常々、主人公より悪役の方が重要だと思っております。
「X-MEN」が素晴らしいのは、X-MENは人間を助けるために力を使ってきたのに、それを脅威に思われ迫害されてしまうという設定ですよ。
そりゃダークサイドに落ちても仕方ないよねと。
エリックの「平和が俺に何をした?」という台詞は一生忘れられません。

一方、アーサー(後のJOKER)はなぁ。
気の毒に思う部分もありますが、同じような境遇でも踏ん張る人もいるし、自業自得の部分も多分にあると思うのですよね。
私が他者に厳しすぎるのか…。

ところで監督のトッド・フィリップスって、これまで「ハングオーバー」位しか撮ってきていないのに、よく「JOKER」の監督に抜擢されたなぁと不思議に思っていたのですが、製作総指揮にブラッドリー・クーパーが入っているので、きっと「ハングオーバー」の撮影を経て、この監督はシリアスなものも撮れるに違いないと思ったのだろうなと。アメリカってやはりチャレンジ精神があって良いなと思います。日本だったら福田雄一に「砂の器」を撮らせたりしないと思うもの。

それにしても私が生理的に受け付けない二大俳優のホアキン・フェニックスはルーニー・マーラーと婚約中で、ハビエル・バルデムはペネロペ・クルスと結婚している。謎だわーー。

4点
http://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/

ブラッド・ピットが初の宇宙飛行士役でSF超大作。
にしては宣伝の立ち上げが遅くない?
出来がイマイチなのかしら…?と嫌な予感がしていたのですが、予感的中。
つまらなかった・・・。

地球外生命体の探索に出発して16年後に消息を絶った父を捜しに、主人公が海王星に向かうという話。

とは言え、「アルマゲドン」的なAEROSMITHが流れてくるようなエンタメ作品ではありません。とても静かなのです。

細かい所で色々と突っ込みどころが満載。
そういうリアリティを追求する映画ではなく、哲学的ファンタジーということなのかもしれませんが、そう吹っ切れる程のクオリティじゃないから、やはり細かい所が気になってしまう。

静かなSF映画ということで、「2001年宇宙の旅」や「ゼロ・グラビティ」を思い浮かべたのですが、いかんせんクオリティが違い過ぎる・・・。

ラストも雑すぎる。
「ゼロ・グラビティ」もラストが超高速展開だったけど、あっちは雑だとは思わなかったんだよなぁ。
何の違いなんだろう?


2点
http://www.foxmovies-jp.com/adastra/index.html


三谷幸喜監督の最新作。

国民から嫌われている内閣総理大臣が、演説中に観客からの投石が頭に当たったことにより記憶喪失になり・・・。

三谷さんらしい展開。
キャストも豪華。
中井貴一さんはさすがの演技。

面白かったです。
ただし、途中から上手くいきすぎなのは気になった。
そして特に残るものも無い。


3.5点
https://kiokunashi-movie.jp/


「超高速!参勤交代」の土橋章宏の小説を犬童一心監督が映画化。
監督の違いか、映画「超高速!参勤交代」ほど安っぽくなかった。

姫路藩(兵庫)の藩主が幕府から日田(大分)への国替え(引っ越し)を言い渡される。
全ての藩士とその家族全てが移動せねばならない。
そんな桁外れの費用と労力がかかる難関プロジェクトを、本ばかり読んで引きこもっている書庫番の春之介が率いることになり・・・。

知らなかった・・・。
例えば姫路藩の藩主だったら、一生、姫路藩の藩主なのかと思っていた。
なんなら世襲で。
国替えというのがあったんですね・・・。

普通に面白かったですが、引っ越し奉行として驚くようなアイディアを発揮する訳ではないんですよ。
物を減らす・人を雇わず自分たちで運ぶ・移動する人間を減らす。
うーん。当たり前じゃん??

星野源のかっこ良さが全く分からず。
高橋一生の鹿賀丈史のような話し方が気になった。

松竹さんはこの後、「決算!忠臣蔵」が控えていますが、3匹目のドジョウはいますでしょうかね?


3.5点
http://hikkoshi-movie.jp/

太宰治と妻・美知子、『斜陽』のモデルとなった太田静子・最終的に心中した山崎富栄。
この切り口は面白いと思いました。
まだやりようがあるもんだなぁと。

キャストも小栗旬、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみと豪華。
さすが蜷川実花人脈。

ただし、構成がイマイチで、点と点が線になっていないのが残念でした。

坂口安吾、三島由紀夫とはこういう関係だったのか!
志賀直哉には認めてもらえなかったのね・・・
など文学好きとしては興味深い小ネタが散りばめられていて、むしろその方が面白かった。


3点
http://ningenshikkaku-movie.com/


楽しみにしていただけに、ガッカリしました。
これじゃない感と、もっと頑張って欲しかったという残念な気持ち。

まず、エルトン・ジョンを演じたタロン・エジャトンの歌がイマイチ。
下手ではないかもしれないけど(上手でもない)、声が良くない。
冒頭、最初の歌声で、あぁこれはダメだと思った。
エルトン・ジョンを演じるにはハスキー過ぎる。
最初の歌声で心掴まないとダメだよ。

そして、ここぞという肝のシーンが全然ダメ。
レジナルド(エルトン・ジョンの本名)が初めて奨学生として王立音楽院でピアノを披露するシーンや、「Your Song」が誕生するシーン、もっとハッとさせて欲しかったなぁ。
あそこ頑張らなくて、どこ頑張るんだよ。

他、ミュージカルシーンも安っぽい。
なんでもっと頑張らなかったのかなぁ。

監督のデクスター・フレッチャー。
殆ど監督経験が無いですよね。
荷が重かったのではないでしょうか。


2.5点
https://rocketman.jp/

「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ベンダース監督作品です。

ま、私のお目当ては監督より主演のジェームズ・マカヴォイですが。

ノルマンディーの5ツ星ホテルで出会ったMI-6の諜報員ジェームズと生物数学者ダニー。
二人は生涯の恋に落ちるが、ジェームズはソマリアでの任務、ダニーは潜水艇での深海調査が控えていた…。

映像はとても美しい。
最近ずっと気になっているフェロー諸島も登場。

が、リアリティさは全く無いです。
美男美女、MI-6の諜報員と生物数学者、そして高尚な会話。
下手するとハーレクインロマンス。
ま、ヴィム・ベンダース監督なので、下手はしないのですが。
でもまぁ、監督含め、かなり観る人を選ぶ映画だなと思いました。

…ソマリアに行った甲斐が全く無かったね。


3点

http://kodou-movie.jp/

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