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映画

大学生になったジャレッドは自分が同性愛者であることに気付き、両親に告白する。
だが牧師の父親はそれを認めず、ジャレッドを矯正施設に送り込む。

同性愛を治すという名目の矯正施設が存在すること、しかも現在のアメリカにいまだ存続していることに驚愕しました。

原作者のガラルド・コンリーの実話をベースにしています。

社会性のあるテーマということで意義を感じつつも、脚本が上手くいっていないし、ジャレッドを演じたルーカス・ヘッジズも演技が下手。

良かったのはチョイ役で出ていたトロイ・シヴァンの存在を知ったこと。
めちゃくちゃ美しい!
シンガーソングライターで世界的に有名なYouTuberなんだそうですね。

そして、グザヴィエ・ドランも出ていたことに全く気付かず…。

監督は本作にも出演している俳優のジョエル・エドガートンで、本作が監督2作目。


3点
http://www.boy-erased.jp/

「タクシードライバー」の脚本家であるポール・シュレイダーの監督・脚本作品です。

牧師のトラー(イーサン・ホーク)は信徒のメアリー(アマンダ・セイフライド)から相談を受ける。
彼女の夫が環境問題にはまりこみ、出産を反対しているというのだ。
トラーがメアリーの夫に説得を試みるが、うつ状態の夫は自殺してしまう。

ミイラ取りがミイラになる的な展開で、トラーも環境問題に囚われ、やがて教会が環境汚染をしている企業から献金を受けていることを知ってしまいます。
そして、悩み抜いたトラーはあることを決意します。

なんか、こんなに引っ張って、ラストがアレとは。。。
大義よりも個人の幸せ、私は賛同しますけど、でもずっこけたわ。

イーサン・ホークが鶴見慎吾に見えてきた。


2.5点
http://www.transformer.co.jp/m/tamashii_film/

薬物依存症の息子とその父親を描いた映画で、息子のニックをティモシー・シャラメ、父親のデヴィッドをスティーヴ・カレルが演じています。

ポイントは二人がそれまで良好な関係を築いていたということ。
ニックは軽い気持ちでついドラッグに手を出してしまい、抜けられなくなってしまいます。
デヴィッドは何度裏切られてもニックを信じ続けるのですが…

私には子供がいませんが、いないからこそ、ゾッとしました。
虐待した訳でも、金銭的に苦労させた訳でもないのに、親だからということだけで、成人した息子の面倒をどれくらいまで見なければならないの!?

という訳で、製作者の意図と思いっきりズレた感想になっていると思いますが、感動というより、ただただ恐怖でした。

薬物依存者の家族の会で掲げられていた「あなたが誘因ではない」「あなたにはコントロールできない」あともう一つ忘れた、が突き刺さりました。 

救いはとにかくティモシー・シャラメが美しいということ。
日本でいったら高杉真宙か。


3点
https://beautifulboy-movie.jp/

スパイク・リー監督作品で、カンヌでも審査員特別グランプリを受賞とのことで、公開を楽しみにしていたのですが…。

正直、ストライクではなかったなぁ。

コロラドスプリングス警察署に初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワースが、白人至上主義団体KKKに潜入するというお話なのですが、黒人なのにどうやって?と思うでしょう??

電話の応対はロンが、実際に潜入するのは同僚の白人刑事であるフリップがと分担するのですが、これがどうにも腑に落ちない。ロンのアイディアなのだから、ロンが指揮を執るのは良いとして、別に電話の応対もフリップがやればよくない?分ける方がリスキーだし、メリットが分からん。
そして、この潜入、大した成果を上げているようにも思えず、釈然としませんでした。

実話という単語にみんな引っ張られ過ぎ。
どうせ映画なのだから、実話かどうかなんて関係無くない?
実話というのを抜いても、その話が本当に面白いかどうかで、映画化を判断して欲しいと思います。

なお、「アイ、トーニャ」で皆の心を鷲掴みしたポール・ウォルター・ハウザー(世界をまたにかける諜報員と思い込んでいるあの役ね)が本作でも同じような役で出演しています。


3点
https://bkm-movie.jp/

つまらなかったなぁー。
90分、睡魔との闘いでした。

2002年、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は大量破壊兵器の保持を理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。アメリカ中のメディアが政府の情報を前提に報道する中、地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社ワシントン支局の記者ジョナサン・ランデーとウォーレン・ストロベルは、その情報に疑念を抱き真実を報道するため取材を進める。

要は、イラクに大量破壊兵器なんて無いのでは?という記事を書いたのは全米中でこの中堅の新聞社のみだったということ。

この事実は面白いのですが、いかんせん映画がつまらない。
映画なんだから、画に力が必要なんですよ。
でも全く画に魅力が無い。
単調で、まるでドキュメンタリーの再現ドラマを観ているようでした。

ロブ・ライナー監督、演じる方(ジョナサン達の上司役で出演)に意識がいってしまったのかしら。



2.5点

http://reporters-movie.jp/

舞台は1962年のニューヨーク。ナイトクラブの用心棒を務めるトニー・リップは、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリーの運転手として、人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーに同行することになる。

エンドロールで知ったのですが、実話だそうです。

グリーンブックとは、人種隔離政策時代に自動車で旅行するアフリカ系アメリカ人を対象として発行されていた旅行ガイドブックで、黒人が利用しても良いホテルやレストラン、ガソリンスタンドが掲載されていたそうです。

この手の話で多いのはインテリで金持ちの白人と陽気でガサツな黒人という組み合わせだと思うのですが、本作ではそれが逆なのがミソ。
最初はトニーのガサツさに戸惑っていたシャーリーですが、トニーに奥さんへの手紙の書き方を指南したり、暴力では何も解決しないことを教えます。そしてトニーから自由さや人生の楽しさなどを感じます。

正直、ストーリーは読めてしまうのですが、そんなことどうでも良いです。
私はもう完全にドクター・シャーリーに恋に落ちたね。
知的で常に情緒が一定で、でも単に穏やかということではなく、芯に秘めた揺るぎない自信や強さがある。(まさに野村萬斎様だわ。)
演奏を終えた後の笑顔に心臓を射抜かれました。

シャーリーを演じたマハーシャラ・アリは「ムーンライト」に続き、本作でもアカデミーの最優秀助演男優賞を受賞しています。

監督は「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」(大好きな作品)のピーター・ファレリー。

良い映画でした。
ラスト、ちょっと涙出ました。


4点
https://gaga.ne.jp/greenbook/

タイトルには「ふたりの女王」とあり、スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベス1世の対決話を期待すると思いますが、観終わって、あれれ?
基本、メアリーの伝記だよね??
と思ったら、原題は「Mary Queen of Scots」だったよ、やっぱり。
期待していたような女優対決というか女同士のいがみ合いはそんなに無く、むしろメアリーの苦境をエリザベスが助けています。

ワタクシ、最近、会社での人間関係に非常に悩んでおり、「他人に使われている場合じゃねーな!」と思っていたのですが、本作と「女王陛下のお気に入り」を観て、考えを改めました。
女王は孤独!大変!!いつ寝首をかかれるか不安で誰のことも信用出来ないだろうよ!
私が女王なら誰とも結婚しないわ。男なんてろくでもねー。(でも世継ぎは必要か…うぅむ…)
というのが感想です。

監督のジョージー・ルークは本作が長編デビュー作です。

ちなみにエリザベス1世って、アン・ブーリンの娘なんですよ。
アン・ブーリン!
ヘンリー8世に教皇庁と断絶させ(カトリックは離婚禁止だった)、トマス・モアを処刑させてまで、結婚したいと思わせた、あのアン・ブーリン!
私は高校時代、アン・ブーリンのことが気になって気になって。
「ブーリン家の姉妹」が映画化された時は狂喜したものです。


3.5点
http://www.2queens.jp/

地味な主婦ステファニー(アナ・ケンドリック)とハイブランドの広報部長を務める美しいエミリー(ブレイク・ライブリー)。
正反対の二人が息子を通じて知り合い、親しくなっていく。
ある日、息子を迎えに行って欲しいというエミリーのささやかな頼み〈シンプルフェイバー〉を快く引き受けたステファニーだったが、エミリーはそれを境に姿を消してしまう。

「ゴーン・ガール」的な展開に面白く観ておりましたが、後半ちょっと失速したかなぁ。
ネタばれになるのであまり多くは語れませんが。

本作の一番の見どころは、ブレイク・ライブリー!
えーー、一皮どころじゃない剥け方。
「ゴシップガール」のセリーナがよくぞここまで成長したなと驚きました。
アカデミー賞の主演女優賞(助演になるのか?)にノミネートしても良いレベルだと思ったけどなぁ。


3.5点
http://simplefavor.jp/

私、池井戸さんの小説は『下町ロケット』の最新刊を除き全て読んでいるのですが、その中で、1、2位で好きなのが『七つの会議』なのです。
何故なら。池井戸さんはストーリーテラーではあるけれど、人物描写は上手くないと思っているのですね。キャラクターが全てステレオタイプで、悪い人は悪い人、良い人は良い人と単純に分けすぎ。人間て、完全な悪人がいないから、ややこしいのだと思うのですよ。
その中で、この『七つの会議』は、連作短編小説集となっているため、1話目の主人公が2話目では脇役となっており、一人の人物を主観と客観で描けているので、池井戸作品の中では、登場人物に深みが出ていると思います。

そんな『七つの会議』を映画化し、私の最愛の野村萬斎さんが主演を務めることに。
萬斎さんがサラリーマン役!!
この逆転の発想は素晴らしい。その着眼点には嫉妬さえ覚えました。
実際、萬斎さんと香川さんの演技対決は見応えありましたね。
これだけでも十分、映画館で観る価値があると思います。

ただし、説明台詞やモノローグが多すぎると思いました。
ドーナツ販売に至るまでを、ほぼモノローグで処理していたのには仰け反りました。
映画はやはり、映像で伝えていくものだと思うのです。
テレビ局が映画を作るとこうなるのだなと。テレビドラマって、ザッピング中の人がどこから見ても入れるような作りを意識していると思うのです。分かりやすくを心がけ、やたらに説明する。
でも映画館で映画を見る場合は基本、最初から最後まで座って観ますから、テレビドラマとは作り方が異なるはずなのですがね。


4点

http://nanakai-movie.jp/

クリント・イーストウッド監督・主演作品です。

一度に13億円相当の麻薬を運んだ“伝説の運び屋”の正体は、90歳の老人だった…。
という「The New York Times Magazine」の記事に着想を得た、実話をベースにした映画です。
そこに家族との不仲やら、組織のメキシコ人との交流やらが盛り込まれています。

イーストウッド演じるアール・ストーンが飄々としたおじいちゃんで、所々、笑ってしまいました。
まぁ正直、実話と聞いたら凄いと思うかもしれませんが、映画自体に実話か虚構かなんて関係無いと思うのですよね。
という訳で、個人的には可もなく不可もなくという映画でした。
私、イーストウッド信者じゃないので。



3.5点
http://wwws.warnerbros.co.jp/hakobiyamovie/

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