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イベント

上野の森美術館 「フェルメール展」

ものすごく楽しみにしていたのですが、ビックリするほどイマイチでした…。

確かに、寡作で現存作が35点といわれているフェルメールの作品が9点も揃っているのは凄いと思いますし、日本美術展史上最大のフェルメール展というのはそうなのでしょうが、いかんせん、フェルメール以外の展示作品が少なすぎ&大した作品がなさすぎ。

混雑を避けるためだと思いますが、展示作品に文字の説明がなく、代わりにチケット代に音声ガイド機が込みになっています。それにより、早い人なら15分で観終わるかも…。
私はじっくり観たつもりだけど30分しかかからなかった。

これで2,500円は高いと思う。
あと、石原さとみは大好きな女優さんだけど、音声ガイドが棒読み過ぎて、残念だった。

目玉作品の「牛乳を注ぐ女」、オランダ国外に持ち出せたのはルーヴルに続いて二度目とのことで、産経新聞なのかフジテレビなのか、どんなパイプ持っているんだ!?すげー!とは思いましたが、私、アムステルダム国立美術館で観てるんだよね…。

なお、日時指定入場制で事前にチケットを購入する必要があります。

東京での開催は2019年2月3日までで、フェルメール作品が9点になるのは、2019年1月9日以降となります。

東京都美術館 「プーシキン美術館展」

上野の東京都美術館で開催中(7月8日まで)の「プーシキン美術館展」に行ってきました。
http://pushkin2018.jp/

17世紀から20世紀の風景画65点が展示されています。

かつて、絵画の最上位は宗教画と歴史画で、風景はあくまでも背景でしかありませんでした。
17世紀あたりから、宗教画でも風景がフォーカスされるようになり、画家達も自然への意識が高まっていき、19世紀には風景画が人気を博していきました。
その変遷がよく分かる展示になっています。

私は印象派以降の絵画にしか興味が無いので、最初の方はさらっと。
モネ、シスレー、セザンヌ、ボナール、ドニの絵画に癒されました。
(最近やたらボナールとドニのナビ派が好きです。)

ところでなぜポスターなどのメインビジュアルが、モネの「草上の昼食」ではなく、ルソーの「馬を襲うジャガー」なんだろう?インパクト??



国立新美術館 「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」

5月7日まで六本木の国立新美術館で開催中の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」に行ってきました。
http://www.buehrle2018.jp/
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かつて西洋絵画には階級があり、最上位が宗教画と歴史画、次いで肖像画、風俗画と風景画が続いて、最下位が静物画でした。
これは何となく分かりますよね。宗教画と歴史画は目の前にないものを創造力と知識で形にしなければならない。
目の前のものを技術で本物みたいに描くよりも、高尚とされていた訳です。
肖像画も分かります。写真が無かったから、その人の姿を残すには絵画しかなかった。
風景画と静物画。本物みたいに描けててすごーい!…って、だったら本物見ればよくね?ということですかね。

「絵画なんて、作者も背景も系統も関係無い、観て感じろ!というのもありだと思います。
本展もそういう風に観てももちろんOKだと思いますが、ちゃんと系統立てて観たいという方に本当にお薦めです。
そして、是非とも520円で音声ガイドを借りてください!!

私は(多くの人がそうですよね?)印象派・ポスト印象派・フォーヴィズム(野獣派)あたりが好きです。
私は小さい頃から絵を描くのが得意で、内心、漫画家になりたいと思っていたこともあります。が、小学校高学年で薄々、そして中学で決定的に、私は器用なだけで、目の前のものを写しているだけだと気付いてしまったのです。それでもまぁ、高校では美術部の部長をやらせてもらいました。
何が言いたいかと言うと、(当初は「未完成?」だの「印象しかない」と言われていた)印象派の作品って、同じ風景を見ているはずなのに、なぜこんな風に描けるのだろう?この色はどこから?と思いません??

話が脱線してしまいましたが、今回の美術展。
印象派といっても、風景画に重きを置いていたマネとモネ、人物画に重きを置いていたルノワールとドガ。その違いが分かるとても良い展示だと思いました。
また、セザンヌ(ポスト印象派)のコレクションは特に興味深かったです。
暗い色調のロマン主義的な絵を描いていたセザンヌが、ピサロ(印象派)の影響で淡い色彩にガラリと画風を変え、そしてやがて多視点を持つようになり、それが後のキュビズムに繋がっていく。その変遷がよく分かる素晴らしい展示でした。
他、シニャックの点描画法がどれだけ多くの人に影響を与えたか等々、誰が誰にどんな影響を与え、それが後の美術傾向をどう変えたかが、とてもよく分かる展示になっています。

まとめると、印象派以降の系統と変遷がよく分かる、素晴らしい展示です。

もちろん、最も有名な少女像と言われているルノワールの「可愛いイレーヌ」やセザンヌの「赤いチョッキの少年」など目玉作品も多数展示されています。

今回展示されている作品は全て、エミール・ゲオルク・ビュールレという個人の実業家が集めたものです。
半数以上が日本初公開。
そして2020年にチューリヒ美術館に全コレクションが移管されることが決まっており、ビュールレのコレクションとしてまとまって観られるのは最後の機会となります。
どうやって個人がこんなにコレクションできたんだ!?ビュールレって何者!?と驚きますが、まずは、買った当時はこんなに高額ではなかったということがあります。
そして、ビュールレは武器商人だったのですね。まぁ、この時代に巨万の富を築いた人はほぼ100%軍需産業に関わっているのだと思いますが。
でもビュールレの生涯を振り返ってみると、中学生くらいから美術に興味があり、大学では哲学や美術史を学び、養父の持つ機会工業会社に就職。そのうち戦争が始まって武器を作るようになったら巨万の富を得てしまい、長年の夢だった絵画を集めた。なんか、悪い人には思えないのです。

三菱一号館美術館 「ルドン 秘密の花園」

三菱一号館美術館で5月20日まで開催中の「ルドン 秘密の花園」を観てきました。
http://mimt.jp/redon/
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オディロン・ルドンは1840年にフランス・ボルドーで生まれた画家で、モネやロダンと同い年。
印象派の時代の画家ですが、独自路線で世界観を確立しています。

今回の目玉は、何と言っても、ドムシー城の食堂の壁4面を飾った装飾画16点が集結していること。
もうこの空間にずっといたいと思いました。
本当に素敵な装飾画で、絵に興味が無くても、女性は絶対好きなはず。
http://mimt.jp/redon/midokoro_04.html

そして、このフェミニンな装飾画からは想像つかないような、ルドンの白黒作品である木炭画や版画の数々。
(ボードレールの『惡の華』の挿絵もルドンが手掛けています。)
というか、このルドンの「黒」が先で、油彩やパステルで色彩鮮やかな作品を手掛けるようになったのは、ルドンが50歳を過ぎてからであります。
個人的には〈沼の花、悲しげな人間の顔〉に釘付けでした。

http://collection.nmwa.go.jp/G.2009-0029.html

面白かったー。先日行った「ブリューゲル展」はピンと来なかったのですが、こちらはお薦めです。

東京都美術館 「ブリューゲル展」

東京都美術館で2018年4月1日まで開催中の「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」を観てきました。
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16世紀のフランドル(現在のベルギーにほぼ相当する地域)を代表する画家ピーテル・ブリューゲル1世。
彼の息子であるピーテル2世とヤン1世。
彼の孫であるヤン2世。
そして彼のひ孫達。

一族の作品が集結。
その殆どが日本初公開です。

ちなみに一番観たかったのは、ひ孫であるヤン・ファン・ケッセル1世の「蝶、カブトムシ、コウモリの習作」。
大理石に油彩されたもので、美しかった。

が、全体的に私の琴線に触れず。
絵画って宗教画と肖像画が始まりですよね。
でも私、この二つは殆ど興味無しです。
それまで背景でしかなかった風景を主題にしたのはブリューゲル一族だったそうで、展示も第2章からは風景画や静物画が中心となり、少し楽しくなってきましたが、でもまぁ、お薦めしたい美術展ではありませんでした。

「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」
http://www.ntv.co.jp/brueghel/

「パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展」

三菱一号館美術館で開催中(2018年1月8日まで)の本展示を観てきました。
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19世紀末、パリ、アカデミー・ジュリアン、ムーラン・ルージュ。
私、ミュシャやロートレックが手掛けたポスターが大好きなのです。
中高生の時はポスターカラーでポスターばっかり描いていたなぁ。
誰も覚えていないだろうけど、中2の運動会ではマスコットを手掛け(そう言えば、スローガンも私のが選ばれたし、リレーの選手だったし、あの当時が人生のピークだったかも!?)、高校時代は美術部の部長だったし、文化祭のパンフレットの表紙も2年連続で手掛けたし、高1の時の文化祭のクラス展示の看板も一人で描いたなぁ。

19世紀末のパリ、様々な芸術運動が勃興するなか、版画は新たな芸術表現を切り拓く重要なメディアとなりました。
それまで単に複製や情報伝達のための手段でしかなかった版画は、トゥールーズ=ロートレックや世紀末の前衛芸術家たちにより、絵画と同じく芸術の域まで高められ、それらを収集する愛好家も出現しました。一方、大衆文化とともに発展したポスター芸術をはじめ、かつてないほど多くの複製イメージが都市に溢れ、美術は人々の暮らしにまで浸透しました。                        

(本展のホームページより)

ロートレックを始め、ボナールやドニ、ヴァロットンなどのポスターやリトグラフが一堂に会していて、とても見応えがありますよ!

一部、写真撮影がOKでしたので、いくつかご紹介します。
※全て、多色刷りリトグラフ

ロートレック 「ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ」 
2018-01-02-10-23-18

ロートレック 「エルドラド、アリスティド・ブリュアン」
2018-01-02-10-25-27

ロートレック 「メイ・ミルトン」 
2018-01-02-10-26-56

スランタン 「シャ・ノワール巡業公演のためのポスター」
ポーの『黒猫』がモチーフだそう!
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国立新美術館 「安藤忠雄展-挑戦-」

ギリギリで行ってきました。(12月18日まで!)
http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/

ものすごい展示量なので、3時間はみておいた方が良いと思います!
そして音声ガイドは絶対あった方が良いです!

①安藤建築の原点、住宅の代表作品を一挙公開!
②「直島×安藤忠雄」の30年間を俯瞰する、圧巻の空間インスタレーション!
③代表作「光の教会」を、原寸大で野外展示場に再現!

会場はセクション1~6に分かれているのですが、私はセクション1の「原点/住まい」とセクション4の「場所を読む」に特に時間をかけて見学しました。

セクション4の「真駒内滝野霊園 頭大仏」は是非とも実物を観に行きたい。
元々この墓地にあった高さ13.5メートルの巨大な石造大仏。
クライアントから相談を受け、実際に見に行った安藤氏は、「こりゃダメだな・・・」と思ったのだそう。
で、どうするか?
「隠そう・・・!」
大仏の周りをラベンダーの丘で覆い、頭だけ見せるというアイディア。
この逆転の発想が本当にすごいと思いました。
※頭大仏の詳細はこちらを。
http://takinoreien.com/?page_id=28

一番興味深かったのは、住宅でした。
小篠邸(コシノジュンコ氏の自宅)や城戸崎邸(有名建築家・城戸崎博孝氏の自宅)などの豪邸は分かるのです。
でも、安藤さんは有名になってからも、多くの狭小住宅を請け負われていて。
失礼ながら、これしか土地が買えないということは、建築予算も限られているはず。
なぜそのような仕事を受けられたのか、しかも住宅というのは公共の福祉でもない訳ですし、その経緯を知りたいと思いました。
やはり私が一番興味があるのは、ストーリーなのかもしれません。

「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」

「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」を観てきました。
(六本木・森アーツセンターギャラリーにて、2018年1月8日まで!)

国内外で活躍する28組のアーティストに、「あなたのドラえもんをつくってください」という依頼をしたのだそうです。
絵画だけでなく、映像、写真、彫刻、衣裳なども。

全てではないですが、写真撮影OKだったので、いくつかご紹介します。

まずは村上隆さんの作品に圧倒されますが、
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個人的に好きだったのは、福田美蘭さんの「レンブラント―パレットを持った自画像」です。

レンブラントの「パレットを持った自画像」というという作品の、レンブラントの背後に描かれた半円が、もしドラえもんの手だったら?という仮定から描かれたものです。

ひねりが効いてます!
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奈良美智さんの、ジャイアンにリボンを奪われたドラミちゃん。
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そして映像なので写真は撮れませんでしたが、しりあがり寿さんの手掛けたテレビアニメが超絶面白かった!

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ついついTシャツも買っちゃった。
私なら、きっと着こなせる、はず・・・。


http://thedoraemontentokyo2017.jp/index.html



2017年 『dancyu』読者パーティー 

第19期dancyu読者100人委員会に選ばれたというきっかけで、今年の読者パーティーに参加させてもらえました。
(ちなみに会費は4,000円です。)
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会場は
ANAインターコンチネンタルホテル東京の宴会場プロミネンス。
ホテルのビュッフェがずらり。
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なだけでなく、全国のこだわりの食材を使った美味しいお料理が並ぶ屋台もズラリ。
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・・・すみません。お皿持って写真撮るの難しく、ほとんど撮れませんでした。

来年の秋にデビューする富山のお米ブランド「富富富」も一足早く試食させてもらいました。
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おかずに合う、おかずを食べるためのお米だなぁと思いました。

『dancyu』12月号に掲載される日本のワイン特集のワインもズラリでしたよ。

抽選会もあって、素敵なものが当たります。
(私はくじ運無いのよねぇ・・・)

最後、植野編集長とも少しお話でき、一緒に写真も撮ってもらいました!!
出演された「情熱大陸」と「人生最高レストラン」を観て、食へのストイックな探求心に、惚れました。

お土産もたくさん頂きました。
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なお、100人委員会メンバーに選ばれなくても、定期購読されている方は応募できるようなので、ぜひこの機会に定期購読されてみてはいかがでしょうか!?

国立新美術館 「ミュシャ展」

六本木の国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」に行ってきました。

好きな画家で、プラハのムハ(ミュシャはフランス語発音)美術館にも行ったのです。

モラヴィア生まれのミュシャは19歳でウィーンに渡り、働きながら夜間のデザイン学校に通います。
その後ミュンヘン美術院を経て、28歳で渡仏しパリの美術学校へ。
なかなか芽が出なかったミュシャですが、34歳の時にチャンスが訪れます。
女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターを手掛け、一夜にして時代の寵児となったのです。

私はこのミュシャのポスターや挿絵が大好きで、ショップで「プリンセス・ヒヤシンス」の複製画(小さいので4万円弱)を買おうかどうか物凄く悩んだ末、ポストカードで我慢しました・・・。
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本展、ポスターもたくさん展示されていますが、目玉は「スラブ叙事詩」です。

50歳で故郷に戻ったミュシャは、16年をかけ「スラブ叙事詩」に取り組みます。
縦6メートル、横8メートルに及ぶ巨大カンヴァスに、古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を描いた油彩画で、チェコ以外で全20作が公開されるのは、今回が世界初!
(ジャパンマネー、健在!?日本人がミュシャ好きなの??)

写真OKのエリアがあったので、撮ってみましたが全景は無理でした。
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この少年はミュシャ自身だそう。
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この巨大な絵をどうやって展示したのか、HPで作業風景をタイムラプス動画で見られます!
http://www.mucha2017.jp/

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