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美術展・イベント

国立西洋美術館で10月18日まで開催の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に行ってきました。
コロナ禍により会期が変更になり、現在、日時指定制が導入されています。
https://artexhibition.jp/london2020/

本展は〈イギリスとヨーロッパ大陸の交流〉という視点で、西洋絵画の歴史を辿っているのですが、このブログでも何度か申し上げている通り、私は宗教画と肖像画には興味が無いのです。ベタっとした平面的な油絵が好きではない。今日改めて認識しました。私は上手な絵が好きなのではなく、センスの良い絵が好きなのです。

7つの章で構成されているのですが、私は1~6には興味が湧かず、7章の「イギリスにおけるフランス近代美術受容」のみじっくり鑑賞しました。
イギリスでは古典主義が重視されていたため、印象派やポスト印象派が認められたのは1910年以降なのだそうで、ロンドン・ナショナル・ギャラリーでも印象派とポスト印象派のコレクションが少ないのです。
なお、収集に多大な協力をしたのがコートールド氏だそうで、昨年末に東京都美術館で「コートールド美術館展」が 開催されたのですが、確かに〈魅惑の印象派〉というサブタイが付いていました。

前置きが長くなりましたが、私のお目当ては、初来日の〈ゴッホ最愛のひまわり〉です。
ゴッホはひまわりを7枚描いているのです。
ゴッホは、パリからやってくるゴーガンのためにひまわりを描きます。
本物のひまわりを見ながらまず4枚描きました。
最初の2枚は、背景色がひまわりの黄色の補色となる緑と青。3枚目と4枚目はひまわりと同じ黄色。
ゴッホはこの3枚目と4枚目だけが、ゴーガンの寝室に飾るに相応しいと思い、この2枚にだけサインを入れています。5~7枚目は、ひまわりの季節が終わってから描かれたもので、3・4枚目を見て描いたのだそうです。

という訳で、サインのある2枚がゴッホ最愛のひまわりということなのですね。
そして今回はその4枚目のひまわりが観られるのであります!!

ちなみに、5枚目のひまわりは、損保ジャパン日本興亜美術館で観られますよ。
1987年当時のレートで53億円で落札したそう。さすがバブル期。

そして2枚目のひまわり(背景がブルー)は、芦屋の実業家・山本顧彌太氏が所有していたのですが、1945年、戦争で焼けてしまいました・・・。

国立近代美術館で10月11日まで開催中の「ピーター・ドイグ展」に行ってきました。
https://peterdoig-2020.jp/

ご存命で、草間彌生や村上隆のような現代美術家ではなく、〈画家〉の個展に行ったのは初めてかも。
ピーター・ドイグは1994年にターナー賞にノミネートされたことで一躍注目を浴び、以来、現代アートのフロントランナーとして活躍。代表作「のまれる」は、2015年のクリスティーズのオークションで、約30億円で落札されたのだそうです。

写真は撮ってOKで、シェアしてくださいね!という趣旨だったので、何枚か撮らせて頂きました。
私が好きな3作。

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一番面白かったのは、ドイグが開催していた「スタジオフィルムクラブ」という無料映画上映会の告知用ポスターのコレクション。ドイグの視点だとこの映画はこんな風に描かれるんだ!と興味深かったです。
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「東京物語」
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「羅生門」
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「気狂いピエロ」
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1月に横浜美術館で開催していた「オランジュリー美術館コレクション」に行って以来の美術展。
コロナ禍の影響か、ピーター・ドイグが日本でマイナーだからか、空いていて快適でした。


 

横浜美術館で1月13日(月・祝)まで開催中の「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち 」に駆け込んできました。
https://artexhibition.jp/orangerie2019/

オランジュリー美術館の所蔵作品がまとめて貸し出されるのは極めて稀なのだそうです。
日本では21年振り!

正直、これといった傑作は来ていないのですが、
(ルノワールの「ピアノを弾く少女たち」もオランジュリーが所蔵しているのはスケッチのようなもので、最も完成度が高いのはオルセー美術館が所蔵しています。)
シスレー、モネ、セザンヌ、マティス、ルソー、ピカソ、ルノワール、モディリアーニ、ドンゲン、ドラン、ローランサン、ユトリロ、スーティンが勢ぞろいしているのは見ごたえありますし、流れもよく分かり、勉強になります。

面白かったのはローランサンのシャネルの肖像画。
二人は同時代の寵児で、ローランサンはシャネルの肖像画を描いたのだけど、シャネルは受け取りを拒否。それに対しローランサンは「田舎娘ね!」と揶揄したのだそう。

上野の森美術館で1月13日(月・祝)まで開催中の「ゴッホ展」に駆け込んできました。
いやぁ、三が日に行ったら激混みで、入場まで50分待ち・・・。
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ゴッホに影響を与えたハーグ派と印象派という2つのポイントから構成された展示なのですが、正直、あまり見ごたえが無かったなぁ。

目玉となる作品も「糸杉」くらいでした。

あまりに混んでいて、鑑賞する気力を奪われていたのかもしれません。
やはり美術館に行くなら平日だね・・・。

https://go-go-gogh.jp/

上野の東京都美術館で12月15日(日)まで開催中の「コートールド美術館展 魅惑の印象派」を観てきました。
https://courtauld.jp/index.html

イギリスが誇る印象派・ポスト印象派の殿堂であるロンドンの「コートールド美術館」が所蔵する作品は、殆ど貸し出されることはないそうです。
が、このたび美術館の改修工事のために多くの名作が来日。

マネの最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》、ルノワールが第一回印象派展に出品した記念碑的作品《桟敷席》、観られて良かった。
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他、モネ、シニャック、セザンヌ、ドガ、ゴーガン、ボナール、ロートレックなどなど60点が勢ぞろい。

なお、美術館の創設者であるサミュエル・コートールドは、レーヨン(人口絹)で巨万の富を得たのだそうです。

上野の東京都美術館で7月10日まで開催中の「クリムト展」へ!
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私は昨年ウィーンに行った際、ベルヴェデーレ宮で「ユディトⅠ」と今回来日していない「接吻」は観たのですが、いくつか観たい作品が来日しているので行ってみました。

日本初来日のローマ国立近代美術館所蔵の「女の三世代」、オーストリア演劇博物館所蔵の「ヌーダ・ヴェリタス」が観られて良かった。

それにしても平日なのに物凄く混んでいた。
日本人てこんなにクリムトに興味あったっけ??



https://klimt2019.jp/

ワシントンにある私立美術館「フィリップス・コレクション」から75点が上陸しております。
ダンカン・フィリップスが開いたこの美術館は、アメリカ初の近代美術館で、MOMAより歴史が古いのであります。

全員巨匠!というキャッチコピー通り、展示されている作品全てが巨匠によるものです。
マネの「スペイン舞踊」とドガの「稽古する踊り子」、ジャコメッティの「モニュメンタルな頭部」見られて良かった。

ただし展示順が、ダンカン・フィリップスが集めた順になっているので、なんかテーマを感じにくかったなぁ。
なんというか、これを伝えたい!という熱い企画意図が感じられなかった。
「フェルメール展」も同様。単に展示しているだけ。
「ムンク展」では情熱を感じられた。

開催は2019年2月11日まで!
https://mimt.jp/pc/

上野の東京都美術館で1/20(日)まで開催中の「ムンク展」に行ってきました。
展示作品の100点が全てムンクの作品という貴重な大回顧展です。
https://munch2018.jp/

何年か前にオスロでムンク美術館に行きましたが、ツアーで慌ただしかったので、あまり記憶が無い…。

「叫び」を始め、「絶望」「マドンナ」「吸血鬼」「接吻」「生命のダンス」も。
「叫び」って5パターンあるですよ。
とか、ムンクの画風やモチーフの変遷などがよく分かる、見応えたっぷりな展示となっています。

個人的には、「青いエプロンをつけた二人の少女」「星月夜」「庭のリンゴの樹」「赤い蔦」「浜辺にいる二人の女」が好きです。

音声ガイドによると、ムンクが「絵について説明することは出来ない。説明できないから描くのである」というよなことを言っていて、本当にそうだなと思いました。
「考えるな、感じろ」
よく、「絵なんてよく分からない」と言う人がいますが、分かるとか分からないとかではないのでは?と思います。
単に美しいなと思うだけで、癒されません?

昨年は7つの美術展を観に行きました。
一番良かったのは「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」です。
今年は「フィリップス・コレクション展」「クリムト展」(去年、ウィーンで「接吻」観ましたが)「コートールド美術館展」
「オランジュリー美術館コレクション」を観に行かねば。

美術館にはなるべく平日の空いている時に行きたい!
チケットは夏に購入済みだったのですが、ようやく行けました。
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12月17日迄なので、駆け込みです。
ちなみに、オンラインチケットだったので、ソフトバンクの通信障害で焦りました…。

私、ナビ派のボナール(とドニ)が大好きで。
どうしてこんな色彩を生み出せるのだろうと。
本当に癒される。ずーっと見ていられる。

オルセー美術館からボナールコレクションが一挙来日!
30作品が初来日!!
http://bonnard2018.exhn.jp/

ボナールの最期の作品が見られて良かった。
そして、ボナールの「芸術とはコンポジットだ」という言葉に感銘を受けました。





ものすごく楽しみにしていたのですが、ビックリするほどイマイチでした…。

確かに、寡作で現存作が35点といわれているフェルメールの作品が9点も揃っているのは凄いと思いますし、日本美術展史上最大のフェルメール展というのはそうなのでしょうが、いかんせん、フェルメール以外の展示作品が少なすぎ&大した作品がなさすぎ。

混雑を避けるためだと思いますが、展示作品に文字の説明がなく、代わりにチケット代に音声ガイド機が込みになっています。それにより、早い人なら15分で観終わるかも…。
私はじっくり観たつもりだけど30分しかかからなかった。

これで2,500円は高いと思う。
あと、石原さとみは大好きな女優さんだけど、音声ガイドが棒読み過ぎて、残念だった。

目玉作品の「牛乳を注ぐ女」、オランダ国外に持ち出せたのはルーヴルに続いて二度目とのことで、産経新聞なのかフジテレビなのか、どんなパイプ持っているんだ!?すげー!とは思いましたが、私、アムステルダム国立美術館で観てるんだよね…。

なお、日時指定入場制で事前にチケットを購入する必要があります。

東京での開催は2019年2月3日までで、フェルメール作品が9点になるのは、2019年1月9日以降となります。

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