『汝、星のごとく』のスピンオフ的な。
北原先生の過去を描いた「春に翔ぶ」
櫂を担当した漫画と小説の2人の編集者を描いた「星を編む」
北原先生と暁海のその後を描いた「波を渡る」
の3つの中編が収録されています。
凪良ゆうさんはここ数年の私のイチオシの作家さんで。
『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』『汝、星のごとく』全て傑作。
とにかく文章が上手いし、感情描写が素晴らしい。
が、本作は私はあまり好きになれなかった。
いつも通り文章は素晴らしいのだけど。
自分の負の部分に気付かされてしまいました。
私は何度も書いていますが、「フランダースの犬」「火垂るの墓」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」が苦手で。
善良な人々が不幸になる話が震える程嫌なんだけど。
北原先生の過去の話を読んで気付いた。
私は彼らを善良ではなく愚かだと思っているのかも。
何でそんなことしちゃうの!?と彼らの選択がたまらなく嫌なんだと思う。
という訳で、北原先生の過去の選択、私は好きではなかった。
私はこれに感動出来ない。
私は優しくないんだと思う。でもそれで良い。
私は品があって公正な人間でありたいと思っているけど、優しいと思われたいとは思っていない。
amazonの商品ページはこちらから
https://amzn.to/3V0q1m7
北原先生の過去を描いた「春に翔ぶ」
櫂を担当した漫画と小説の2人の編集者を描いた「星を編む」
北原先生と暁海のその後を描いた「波を渡る」
の3つの中編が収録されています。
凪良ゆうさんはここ数年の私のイチオシの作家さんで。
『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』『汝、星のごとく』全て傑作。
とにかく文章が上手いし、感情描写が素晴らしい。
が、本作は私はあまり好きになれなかった。
いつも通り文章は素晴らしいのだけど。
自分の負の部分に気付かされてしまいました。
私は何度も書いていますが、「フランダースの犬」「火垂るの墓」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」が苦手で。
善良な人々が不幸になる話が震える程嫌なんだけど。
北原先生の過去の話を読んで気付いた。
私は彼らを善良ではなく愚かだと思っているのかも。
何でそんなことしちゃうの!?と彼らの選択がたまらなく嫌なんだと思う。
という訳で、北原先生の過去の選択、私は好きではなかった。
私はこれに感動出来ない。
私は優しくないんだと思う。でもそれで良い。
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