ホラー映画の主演女優として現場にやってきたマリア(芸名)は、監督に「きみ、羅針盤にいた子だよね?」と囁かれる。

羅針盤…伝説の女子高生劇団。
マリアの封印していた過去が蘇る。
マリアは羅針盤のメンバーの一人を自殺に見せかけて殺したのだった。
監督は一体、どこまでを知っているのか?
疑心に満ちたマリアは、次第に追い詰められていく。

マリアの現在と、4年前の羅針盤結成からメンバーの死までが交互に描かれていきます。
マリアは芸名なので、一体、誰が誰を殺したのかが、最後まで分からないようになっていて、構成が面白いです。

羅針盤での活動の様子も、キラキラしていて良いです。

映画化もされたんですね。