サキはイギリスの作家で、オー・ヘンリーと並ぶ短編の名手とのことですが。
短編というより、ショートショートですね。

ブラックユーモアの強い意外な結末が持ち味とのことですが、私には面白がるポイントが分からなかった…。イギリス人とは笑いのツボが違うのかも。

汽車の中で洋服にハツカネズミが潜り込んでいることに気付いた主人公が、同乗しているご婦人に見られないよう苦心しながら服を脱ぎなんとかハツカネズミを逃がしたところ・・・
という「二十日鼠」という話だけが面白かった。