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リチャード・ニーリィ

リチャード・ニーリィ 『心ひき裂かれて』(KADOKAWA)

『殺人症候群』に続き、リチャード・ニーリィの叙述トリックもの。

叙述トリックとは、登場人物の性別や国籍、事件の発生した時間や場所など、一部の描写をわざと伏せたり曖昧にすることで、読者の先入観や思い込みを利用し、ミスリードする仕掛けのこと。
「イニシエーション・ラブ」は映画化されましたが、文章上の仕掛けなので、映像化は難しいとされます。

で、本作。
精神病院から退院したばかりの妻・ケイトが、自宅で夫・ハリーの留守中に何者かに襲われる。
さらに心身を病んだ妻をケアしなければならないのに、ハリーの前に忘れられない昔の恋人が現れ・・・。

ハリーは妻が寝ている間に食料調達に出かけた際、レイプされかけた若い女性を助けるのですね。
で、その犯人に逆恨みされ、ケイトが襲われたのではないかと。

正直、ミステリーとしては全然面白くないです。
その後、連続レイプ事件が起きるのですが、展開がつまらない。

で、ラスト。
確かに衝撃でしたけど、え!?でも本筋に関係なくない!?みたいな。
WhodunitともHowdunitともWhydunitとも関係無いミスリード・・・。

叙述トリックだからといって、面白いとは限らない。
本作は叙述トリックで過剰に評価されていると思う。

リチャード・ニーリィ 『殺人症候群』(KADOKAWA)

仕事にも女にも引っ込み思案のランバート。
全てにおいて積極的で自信に満ち溢れたチャールズ。
同じ職場で働く対照的な二人の男を結びつけたのは凄まじいまでの女性への憎悪だった。

ランバートを愚弄した女を復讐のためチャールズが殺すのですが、一人を殺したことで、(犯人である証拠をつかまれそうになったりとか)芋づる式に何人も殺すはめになっていきます。

殆どラスト近くまで、単なるサイコ・サスペンスにしか読めず、まぁ確かにサイコパスの心理(犯行を誇示したい)はよく描けているなぁとは思ったのですが、何で評価されているのか分からなかったのです。

が、ほぼラストですね。
えー!?となり、読み返してしまいました。

なるほどなぁ。そうきたかぁ。
でもこれは映像化は不可能なやつですね。

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