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タグ:国名シリーズ

わーーい!
エラリー・クイーンの〈国名シリーズ〉を遂に読破しました!!!

第9弾です。今回は父クイーン警視は登場しません。

北大西洋に突き出すスペイン岬に建つゴッドフリー家の別荘で殺人事件が起きる。
殺されたのは悪名高きジゴロで、なぜかマントだけを身に着け、その下は裸という状態で発見された。
なぜ犯人は衣類を全て持ち去ったのか。
また同時に起きたゴッドフリー家の娘の誘拐事件との関連は?

私、犯人分かりました。
この人が犯人だったら一番面白いだろうなという視点のため、ロジカルではありませんが・・・。

それより、別荘に招かれている人たちの人間模様がアガサ・クリスティ的で面白かった。

個人的には国名シリーズで好きなのは、『エジプト十字架』『スペイン岬』『シャム双子』かなぁ。
後半の作品が多いのは読み慣れてきたというのもあるかも。

あと、国名シリーズは色々な出版社から何度も出されていて、翻訳家も異なるのですが、私は新訳より昔のバージョンの方が合いました。

国名シリーズはこれで終了ですが、エラリー・クイーンものはまだあるので、他のも読んでみようかな。(最初あんなにつまらない苦痛と言ってましたが、やや慣れた。)

エラリー・クイーンの〈国名シリーズ〉の第8弾。
国名シリーズ初の密室殺人もの!

被害者の着衣も、室内の家具(動かせるものは)も、全てさかさまの状態となっていた。
犯人は何故こんなことをしたのか。

要は木を隠すなら森的な発想なのですが、だとしてもちょっとリスクの方が大きい気がする。
死体を隠すために死体の山を作るくらい不自然。

でもまぁトリックとは関係無いところで、本作は登場人物達に秘密やらドラマがあり、そちらの方を楽しみました。

国名シリーズも残すところあと1冊!
やっと読み終わるわー。
もはや意味不明な義務感。


エラリー・クイーンの〈国名シリーズ〉の第7弾です。
国名シリーズ初のクローズドサークルでの連続殺人物。

山中を車で移動中のクイーン親子は、山火事に遭い、命からがら山頂の一軒家に逃げ込む。
そこには外科医のザヴィアー博士とその家族が住んでおり、親子は泊めてもらえることに。
だが翌朝、ザヴィアー博士が殺されていて・・・。

麓は山火事で逃げることはできず、陸の孤島となっている訳です。
そして火が迫りくる訳です。
そのようなギリギリの状態での連続殺人と事件解決ということで、確かにトリックとしては大したことはないかもしれませんが、小説としては面白かったです。

国名シリーズ、あんまり面白いと思えないのですが、今のところ、第5弾のエジプト十字架と本作は面白かった。


 

エラリー・クイーンの〈国名シリーズ〉の第6弾です。
第5弾の『エジプト十字架の謎』は(やや)面白いと思えたのですが、本作は全然ダメでした。

2万人の観衆が見守るロデオショーでかつての西部劇のスターが撃ち殺される。
すぐさま会場を封鎖し、観客全員の身体検査を行うも、凶器の銃は発見されず・・・。

まぁ、現代ならDNA鑑定で一発だよね・・・というのは置いておいても、やはりリアリティーさに欠けるよね。娘は普通気付くよね・・・。

銃の隠し場所もね・・・そりゃないよ。

 

エラリー・クイーンの国名シリーズの第5弾です。
な、なんと、第5弾で初めて面白いと思えた!

クリスマスのウェストヴァージニアの小村で酸鼻な殺人事件が起きる。
丁字路にあるT字形の道標に首を切断されたT字型の死体が磔にされていたのだ。
そして半年後、遠く離れたロングアイランドで、トーテムポストに首無し死体が磔にされるという同様の殺人事件が起き・・・。

被害者と過去に因縁のある男が犯人と目されるんですが、幽霊のように実体を現わさないので、全く登場しない人物が最後に犯人ですと捕まってもなぁ…と思いきや!

面白かったのですが、よくよく考えると、エラリーの推理は物理的には意味が無いと思った。
真相が分からなかったとしても、物理的には犯人を捕まえられたというか。
(読んだ人にしか分からないと思いますが…。)




 

「国名シリーズ」の第4弾ですが、時系列的には一番古く、エラリー・クイーンが手掛けた最初の事件です。

世界的な美術商のゲオルグ・ハルキスが心臓麻痺で亡くなる。
葬儀の日、金庫に保管していたはずの遺言書が紛失。
遺言書は書き換えられたばかりであった。

非常に長い。
気持ちが乗ってくるまで大分時間がかかりました。

犯人はとても賢く、先回りして手を打ってくるので、エラリーは難儀します。
が、面白くない。
犯人の動機に全くドラマが無いのだもの。

その点、アガサ・クリスティは~って何度も言ってますが、まぁ好みの問題かな。 

国別シリーズの第3弾です。

オランダ記念病院で病院の創設者である大富豪の老女の手術が行われる。だが手術室に運ばれてきた彼女は、既に何者かに絞殺されていた・・・。

まだ国別シリーズに乗り切れていません。
何が面白くないのだろう?
捜査の過程かなぁ。
キャラクターに魅力が無いのかなぁ。
翻訳の問題??

本作は前作より、犯人にドラマがあって、ラストにドンデン返し感がありました。

エラリー・クイーンの国名シリーズの第2弾。
第1弾の『ローマ帽子の秘密』は本当に読み進まなかったのですが、今回は一気に読めました。
単に慣れたのかも。

ニューヨークの五番街にあるフレンチ百貨店。
そのショーウィンドウに展示された格納ベッドから女性の死体が発見される。
殺されたのは百貨店の社長夫人で、死体の傍にあったハンドバッグからは、不審な白い粉が入った夫人の娘の口紅が見つかる。
犯人は失踪した夫人の娘と思われたが・・・

アレをフランス白粉と表現するなんて洒落ているぜ。

エラリー・クイーンにはまれないのは、アガサ・クリスティと違い、人間ドラマが無いからなのよね。
 

今年はエラリー・クイーンの国名シリーズを読破しようと思って、読み始めました。
が、1冊目から乗れず、全然読み進まず…。
何でだろう…翻訳の問題か?

ブロードウェイのローマ劇場で、上演中に観客が毒殺される。
被害者はニューヨークきっての悪徳弁護士で…。
という話。

ちなみに加害者の動機に時代を感じました。

頑張って続きも読みます。

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