初めて読みました、松家仁之。
北海道の枝留を舞台に、三世代にわたるある一家の物語です。
歩と始の姉弟。その母、叔母、祖母。
色々な人の視点で描かれ、しかも時系列もバラバラ、しかも話が非常に地味。
リズムにのるまでは、最初は読み進めるのが苦痛でした。
かと言って、読み終えて、何か大きな感情の揺れ動きもなく。
松家さん、私はもうこの一冊でよいかも。