『風と共に去りぬ』を、林真理子さんがスカーレットの視点で再構成されました。
私はマーガレット・ミッチェルの原作小説も読んでいるし、ヴィヴィアン・リーがスカーレットを演じた映画も観ておりますが、やはり面白かった。
林真理子さんは大好きな作家さんで、著作全て読んでおりますが、文章のテンポが良くてリーダビリティがあります。
原作小説を読んだのも、映画を観たのも中学生の頃で、細かいところは忘れていたというのもありますが、感じ方が変わらなかったことと変わったことがありました。
【変わらなかったこと】
まず、中学生の頃から、アシュレは見掛け倒し男だと思っていて、レット・バトラーの方がずっと魅力的だと思っていたの。なんでスカーレットは、こんなつまらない男に執着しているのだろう、なぜレットの優しさに気付かない?と。
ずっと思ってきていることなのですが、大人しい人って優しいと思われがちだけど、そんなことないですよね。
今回改めて、アシュレって本ばっかり読んでいるけど、実務能力も生活能力も無い男だなと。実はあんまり頭も良くないんじゃないの?と。
【変わったこと】
メラニーって、そんなに嫌いじゃないかも。
少なくともアシュレよりずっと良い。むしろアシュレにはもったいない(笑)
逆にスカーレットにかなりイライラさせられました。
生命力に溢れていて逞しいのが魅力的というのは変わらないのだけど、やり過ぎたね。あそこまでやったら、そりゃレットは離れていくわよね…。
私、アシュレは、スカーレットのことを絶世の美女だとは思いつつも、メラニーはそれを中身で凌駕していると思っているのだと思っていたの。
(スカーレット、君にはメラニーの魅力が分からないのだよ的な台詞なかったっけ??)
スカーレットも、私の方が美人なのに、アシュレはなぜこんなつまらない女を好きなの?と思ってはいるだろうけど、今回の林さんの再構成ではもっと上をいっていて、スカーレットは、アシュレが本当は自分のことを好きなのに、諦めてメラニーで手を打ったくらいに思っているんだよね。そこまでだったっけ??(実際、アシュレもその気配あるように描かれている…)
これはまた5年後くらいに原作を読み直すだな。
私はマーガレット・ミッチェルの原作小説も読んでいるし、ヴィヴィアン・リーがスカーレットを演じた映画も観ておりますが、やはり面白かった。
林真理子さんは大好きな作家さんで、著作全て読んでおりますが、文章のテンポが良くてリーダビリティがあります。
原作小説を読んだのも、映画を観たのも中学生の頃で、細かいところは忘れていたというのもありますが、感じ方が変わらなかったことと変わったことがありました。
【変わらなかったこと】
まず、中学生の頃から、アシュレは見掛け倒し男だと思っていて、レット・バトラーの方がずっと魅力的だと思っていたの。なんでスカーレットは、こんなつまらない男に執着しているのだろう、なぜレットの優しさに気付かない?と。
ずっと思ってきていることなのですが、大人しい人って優しいと思われがちだけど、そんなことないですよね。
今回改めて、アシュレって本ばっかり読んでいるけど、実務能力も生活能力も無い男だなと。実はあんまり頭も良くないんじゃないの?と。
【変わったこと】
メラニーって、そんなに嫌いじゃないかも。
少なくともアシュレよりずっと良い。むしろアシュレにはもったいない(笑)
逆にスカーレットにかなりイライラさせられました。
生命力に溢れていて逞しいのが魅力的というのは変わらないのだけど、やり過ぎたね。あそこまでやったら、そりゃレットは離れていくわよね…。
私、アシュレは、スカーレットのことを絶世の美女だとは思いつつも、メラニーはそれを中身で凌駕していると思っているのだと思っていたの。
(スカーレット、君にはメラニーの魅力が分からないのだよ的な台詞なかったっけ??)
スカーレットも、私の方が美人なのに、アシュレはなぜこんなつまらない女を好きなの?と思ってはいるだろうけど、今回の林さんの再構成ではもっと上をいっていて、スカーレットは、アシュレが本当は自分のことを好きなのに、諦めてメラニーで手を打ったくらいに思っているんだよね。そこまでだったっけ??(実際、アシュレもその気配あるように描かれている…)
これはまた5年後くらいに原作を読み直すだな。