2019年08月18日 真藤順丈 『宝島』(講談社) 第160回直木賞受賞作です。沖縄を舞台に、3人の若者の戦後1952年から1972年の本土返還までの20年を描いた小説です。彼らは米軍基地から食料等を略奪する「戦果アギャー」のメンバーだったのですが、リーダーの“オンちゃん”を失ってからはバラバラになり、警察官、小学校教師、そしてテロリストと異なる道を進んでいきます。久々に読むの苦戦しました…。まず沖縄の方言が頭に入ってこない。そしてものすごく長い。エネルギーは感じるが、退屈。正直、ストーリーは大したことが無い。 タグ :#真藤順丈