筒井康隆さんって、ミステリも書いていたのですね。

クローズドサークル&叙述トリックものです。

夏の終わりにロートレック荘に招待された青年たち。
そこで次々と美貌の若き女性たちが殺されていきます。

んー、この叙述トリックは嬉しい悲鳴をあげられない。
卑怯にすら感じる。

あと、吹雪に閉ざされれているとか無人島で船が無いとかでもないのに、なぜ一人目が殺された時点でこの屋敷から離れないのか疑問。リアリティに欠けます。