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貫井徳郎

元警察官の辰治が墨田川で遺体となって発見される。
当初は事故かと思われたが、遺体の側頭部には殴られた痕があり・・・。
辰治の息子・亮輔と、その幼馴染で辰治を父親代わりに思っていた刑事の賢剛は、辰治の死の謎を追う。

真面目で正義感溢れる辰治には、実は大きな秘密があったということで。
亮輔と賢剛の現代パートと辰治の過去パートが交互に描かれていきます。

うーん。。。長い割りに内容はありきたりで驚きは無い。
動機も納得しにくいし、あの犯罪計画も無理があると思った。

『後悔と真実の色』の続編ですが、読んでいなくても、なんとかなるかと。
(かつて名探偵と呼ばれた西條という元刑事が共通の登場人物です。)

幼い頃に離れ離れになってしまった誠也とレイ。
大人になって再会したふたりは、警察への復讐を誓い、その計画を着実に遂行する・・・。

警察官の連続不審死事件が起きます。
事故や自殺に見せかけられており、最初は連続殺人事件とは気付かれない。
理那という女性刑事が彼らの共通項に気付き、でも犯人に裏をかかれまくってしまい、元刑事の西條に助言を求めます。

誠也とレイの計画がすごいです。
連続殺人事件なのだけど、木を隠すなら森の中的な展開に、ひえーとなります。

他にも小説ならではのどんでん返しもあり、面白いです。
ラストの8ページに仰天しました。



貫井さんの新刊です。

北関東の小さな町が突如として話題となる。
子供の落書きのような絵が、町中の家々の壁に描かれているのだ。
決して上手ではないが、色鮮やかで力強い絵を描き続けている寡黙な男、伊苅。
彼はなぜ、絵を描き続けているのか?

ノンフィクションライターが伊苅に取材を試みるのですが、話すような大したことは何もないと断られるのですね。

ちょっとネタバレしてしまいますが、これは伏線なので許して下さい。

伊苅は娘を小児癌で亡くしているのですね。
その一連のできごと。

伊苅と妻の出会い。

伊苅と母親との関係性。

伊苅と親友との出会い。

ノンフィクションライターと伊苅のやり取りの間に、伊苅の過去が挟まるという構成です。

確かに娘を小児癌で亡くすというのは、ものすごい悲劇だとは思いますが、無い話ではないよなぁ。
と思いながら読み進めていくと、ラスト、衝撃が。
伊苅の妻と娘の関係性が不可解だったのですが、そういうことだったのね、と。

ただし、貫井さんはやはり、ピークを過ぎてしまった作家さんだなと思います。
貫井さんのマイ・ベスト3は『乱反射』『慟哭』『愚行録』です。
『愚行録』が妻夫木さんと満島さんで映画化されますね!
楽しみです。

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