趣味の為に生きて行く。

グルメ、本、映画、旅行をメインにアップしていきます。

タグ:2点以上

「キングダム」同様、原作未読ですが、山崎賢人が好きなので観に行った次第。
私的には「キングダム」とかぶるのですが、発行部数は全然違うみたいですね。
(それが映画の興収にも比例しているのかな??)

舞台は明治末期の北海道。
アイヌ民族から強奪された莫大な金塊を、日露戦争で「不死身の杉元」と異名を付けられた元軍人&アイヌの少女VS大日本帝国陸軍「第七師団」VS新選組の土方歳三の三つ巴で争奪戦する話。

大した感想が無いのですが・・・

①山崎賢人は「キングダム」とかぶりすぎ。
演技も一緒だし、顔が傷だらけなのも…。

②「キングダム」同様、話が全然進まない。
もちろん例外もありますが、ハリウッド映画って凄いよね。
「ミッション・インポッシブル」「007」「X-MEN」「ハリー・ポッター」などなど、展開が速くて、かなり要素たっぷりなのに、ちゃんと1本で話が完結するもんね。(前後編になるのもあるけど。)
原作があるから、端折れないとか事情があるのだろうけど、それにしても、「キングダム」といい「沈黙の艦隊」といい、あまりに話が進まな過ぎ。

③アクションが昭和っぽい
何だろう…監督の問題?製作幹事がWOWOWと集英社だから?
なんか全体的に演出が昭和っぽいというか、スタイリッシュさに欠けるというか…。

④原作漫画の再現性と映画の面白さは別物
と私は思っている。再現性、再現性って言うんならアニメで良いじゃん。
本作はあまりに漫画っぽいというか書割っぽいというか、リアリティが無さ過ぎて、作り物を観ている感が満載でした…。

⑤キャストはよく見たら豪華ではない
山崎賢人一点張り。眞栄田郷敦は今回は一瞬しか出てこないし、他は誰?という感じ。
あと、山田杏奈って初めて観たけど、下手だね・・・。

大した感想は無いと言いつつ、罵詈雑言っぽくなってしまいましたが、山崎賢人のために続きも観に行ってしまいそう。
本作はあまりに序章っぽかったので、話が進めばもう少し面白くなるのかもしれない。

https://kamuy-movie.com/

2.5点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意



感想を一言で表すと「悪趣味な映画」に尽きます。
悪趣味で画面が汚い。
加瀬亮と遠藤憲一、西島秀俊と遠藤憲一、男色シーンは本当に見ていられなかった…。
良い所が全然見付けられませんでした。

これ、監督名を伏せて見せたら、どうなりますかね。
カンヌのスタンディングオベーションも北野武だと知っているからでは?
あと、日頃、史実史実ってうるさい人達は、北野武にも言えるのかしら??
信長が加瀬亮で、秀吉が北野武で、家康が小林薫って、年齢設定が滅茶苦茶過ぎるよ。

俳優陣の演技も全然良くなかった。
みんな、表面的な演技をしていて、役作りをしたと思えない。
単に現場に来て、その日の台詞を読んだだけでは?
全く役を生きていなかった。

知人は、遠藤憲一がドクターXの海老名にしか見えなかったと言っていました。
武さんのアドリブにも大森南朋しかついていけてないし。

途中で映画館から出たくなる程でした…。

https://movies.kadokawa.co.jp/kubi/

2点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

朝井リョウさんの原作が素晴らしかったので観に行ったのですが、あれ…?私が原作の読み方を間違えた…??

原作の感想はこちら。

http://tomosan63.blog.jp/archives/45189087.html

朝井リョウさんは大好きな作家で、著作は全て読んでいるのですが、本作を読んで恐ろしい作家だと思いました。この若さで、これだけのものが書けるなんて。
朝井さんが描く不都合な真実。
「何でお前らは常に自分が誰かを受け入れる側っていう前提なんだよ」という台詞が突き刺さりました。
〈多様性〉や〈繋がり〉を否定しているのではない。
が、〈
多様性〉や〈繋がり〉という言葉を安易に使っている人たちに、一石を投じる小説となっています。

原作を読んだのが2年前なので、明確に覚えていないのだけど、原作はもっと複雑な小説だったような。
小説だから、私が行間を勝手に埋めたのかもですけど。

水フェチ、水に性的興奮を覚える人達のお話なのですが、映画では、単に、彼らの生き辛さと繋がることでの癒しや再生を描いているように思えました。
まぁ、それも普通なら十分なテーマなのですが、原作が伝えたかったことはそこではないような。
想像もつかないような価値観に出会った時、それでも多様性と認められるのか。
主題は彼らではなく、私達に突きつけられているのだと思う。

この映画、東京国際映画祭で最優秀監督賞を受賞したそうなのですが、私は疑問。
こういう難しいテーマを映画化したというだけで評価されるのってどうなの??
映画なのだから、映像表現として素晴らしいかどうかだよね。
そういう意味では、印象に残る映像表現は無かった。

あと、稲垣さんと新垣さんの演技が厳しいなぁ。

https://bitters.co.jp/seiyoku/

2.5点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

原作は未読ですが、吉野耕平監督は「水曜日が消えた」「ハケンアニメ」で才能を感じたのと、中村倫也が出ているとのことだったので観に行きました。
(ちなみに石川慶氏と吉野耕平氏が、ここ数年のマイ注目監督です。)

結論から言うと、CGは良かったと思うけど、時代錯誤感が甚だしい…。
この漫画が連載されていたの1988年~1996年ですよね。
その当時と今では、世界における日本の地位が著しく低下していますよね。

私は今年のGWにアイルランドに行って、アイルランドでも、日本は貧しくなったんだと感じました。
韓国は知っている方も多いと思いますが、アイルランドと本日バレーで戦っているスロヴェニアより日本は平均年収が低くなってしまったのですよ。

それなのに、アメリカと対等みたいな話をされてもね…。
なにが、独立国ヤマトだよと。
そんなこと出来るなら、1ドル150円になんかなってねーよ。
(「VIVANT」を面白いと思いつつも、どこか白けた気持ちが否めなかったのも同じ理由…。)

何で今、これを映画化したのだろう。
まぁ、今だからようやくこのCGが可能になったのだろうけど…。

あと、一見豪華キャストに見えて、一人もS級が出ていない。
大沢たかお、玉木宏、水川あさみ、ユースケ・サンタマリア、江口洋介…。
WOWOWのドラマみたいなキャスティングだなぁ…。
中村倫也は、吉野耕平監督によるキャスティング(「水曜日が消えた」「ハケンアニメ」で主演)だろうけど、びっくりするくらい一瞬しか出ていなかった…。

でもってでもって、え!ここで終わり!?
大丈夫!?パート2を作れるほどヒットしないと思うけど、大丈夫!??

2.5点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

長い…!!169分!!!

最近、ハリウッド映画がやたら長尺になっているのだけど、何故??
直近の「ミッション:インポッシブル」は163分、「インディ・ジョーンズ」が154分、「フェイブルマンズ」が151分、「BABYLON」はなんと185分!、「アバター」に至っては192分ですよ!!もはや苦行!
製作費は増えるが、長尺だからといって高い料金を取れる訳ではなく、劇場で5回転かけられるところを4回転になってしまうなど、興業的にメリット無いと思うのだが…。
逆にハリウッドでは、同じ料金でこんなに長尺観られてお得!ということになっているのかなぁ…。

話が脱線しましたが、本作は悪い長尺でしたね。
もともとこのシリーズ、正直あまり面白いと思えないの。
でも私はシリーズものの映画(かつては連ドラも)を途中で止めることが出来ないので、観始めたら、つまらないと思いつつも最後まで観てしまうんですよね…。

今回のシリーズ4作目でようやっと終わった!
そして私の嫌いな終わり方だった…!!
「報いを受ける時がきた」という日本版のコピーが一文で表している。

このシリーズ、全体的にどこか垢ぬけないんだよね。
アクションもスタイリッシュさに欠ける。
ジョンを演じるキアヌ・リーブスも、なんかノソノソしているというか。
全然老けていないし、太ってもいないのに、なんでだろう?
ナンバ歩きしていないのに、ナンバ歩きしているように見える…。

今回は大阪コンチネンタルホテルが登場し、支配人を真田広之、その娘をリナ・サワヤマが演じています。リナ・サワヤマ、曲は聞いているけど、顔をちゃんと見たことがなくて…、あんまり可愛くないのね。
そして日本の描き方が、ハリウッド映画でやりがちな、似非ジャパンというか。
なんでこんなところに太鼓や鎧兜が置いてあるんだよ…的な。
監督もキャストも何度も日本に来ているだろうに、どうしていつもこうなるんだろう。
彼等のこうあって欲しい日本像??

あと、合理的な生き物である女性には理解しにくい男の美学的なものが気になる。
例えば、ジョンは敵に見つからないよう変装すれば良いのに絶対にしない、とか。
決闘の場所も選べたのに、なんでもっと行きやすい場所を選ばないの?辿り着けないよう妨害が入るの分かっているのに何故?とか。

という訳で、やっとこのシリーズが終わったー!という気持ち。

あ、盲目の暗殺者役を演じたドニー・イェンは素晴らしかった。
60歳であの身体を保ち、そしてあの動き!!さすがイップ・マン!!

http://johnwick.jp/
2.5点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

ケネス・ブラナーが監督と主演を務める〈名探偵ポアロ〉シリーズ最新作。
「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続く第3弾です。

…つまらなかったなぁ。
私、早川書房のクリスティー文庫全106巻を読破しているのですよ。
なのでもちろん〈名探偵ポアロ〉シリーズも全て読んでいる。
で、こんなタイトルあったかな?とは思ったの。
映画を観ている間も、こんな話あったっけ??と思ったの。

そうしたらエンドクレジットで、Based on "Hallowe’en Party"とある!
が、全然こんな話じゃないのよ!

こういうの本当に止めて欲しい。
クリスティーへの冒涜だわ。
ポアロ読んだことない人がこの映画を観て、ポアロってつまらないと思ったら嫌だなぁ…。

なんでこんな話にしたんだろう。
まず、映像が暗い。
とある屋敷での一晩を描いており、画が変わらない。
演劇っぽいというか、映画にする必要が感じられなかった。
ストーリーも退屈だった…。

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/poirot-movie3

2.5点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

ちょっと色々と無理があり過ぎて、入り込めなかった…。

まず致命的なのが、エスター役のイザベル・ファーマンが撮影時23歳位ということもあって、どう見ても、少女には見えない。
ちなみに1の時は10歳位だった。やはりフェイスラインが子供とは全く違うんだよね。
監督やプロデューサーも無理があると思わなかったんだろうか。

続いて。
エスターは本当はリーナという名前で、外見は少女だがホルモンの異常で成長が止まった成人女性。
エストニアの精神病院から脱走し、ネットで検索した行方不明者リストから自分に似た少女エスターを見付け、エスターになりすまし、4年振りに戻ってきたということで、コネチカットの裕福な一家に迎え入れられるのですが。

さすがに、たかが4年なら、親は気付くんでは?
私だって、久々に会った友達の子供の顔、分かるよ。
でもって舞台は2007年でしょう?DNA鑑定あるよね?指紋くらい調べるよね??

この親は気付くんでは?という疑問については、なるほど!という展開になります。
「ゴーン・ガール」を観た時のような、今まで観てきた景色がガラリと変わる感じ。

まぁ、だとしてもやはり顔が…。

https://happinet-phantom.com/esther/
2.5点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

予告が一番良かった。
トンネルを歩く池松壮亮と浜辺美波がかっこいいなぁと思ったのだけど。

あえてそうしているのだろうけど、B級感満載で、キャストが全員棒読み。
世界観が小さくて、全体的にチープで、一体どこに莫大な製作費を使っているのだろう…。
ラストの方のトンネルでのバイク疾走シーンだけが良かった。

「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」で、私は「シン・ウルトラマン」が一番好きです。徹底的に劇画チックに振り切っていて、統一感があった。これだけ監督が樋口真嗣なのですよね。庵野さんも製作や脚本に入っているけど。私、庵野さんは実写の監督に向いていないと思うなぁ。

柄本佑は良かった!イケメンではないのに色気があるよねぇ。

https://www.shin-kamen-rider.jp/

2.5点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

うーん・・・。
・・・これ、面白い??

スピルバーグ監督の自伝的映画で、幼少期から大学入学後、映画製作の門を叩くまでを描いております。

が、割りと普通の青年期なんですよね。
お父さんの仕事の都合で引っ越しが多かったり、ユダヤ人ということでいじめられたり、両親が離婚したりはありますが、特別なことではないですよね。

いつ面白くなるのだろうと思いながら見ていたけど、面白くならないまま終わった。
無駄に151分と長いし…。

スピルバーグの自伝だから映画化されましたが、これがフィクションで、トム・スミスという無名の人物の話だったら、こんな脚本は通らないだろうし、映画化もされないでしょう。

ジョン・フォード監督をデイヴィッド・リンチ監督が演じていたのは面白かった。

あと、ポール・ダノはうまいなぁ。
「THE BATMAN」のリドラーから、本作の穏やかで優しいお父さんまで、役によって別人に。


https://fabelmans-film.jp/

2.5点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

ヴェネツィア国際映画祭で監督賞と新人俳優賞を受賞されたそうですが、私はヴェネツィア・カンヌ・ベルリン映画祭で受賞するような作品とは合わないので、そこはあんまり惹きにはならなかった。

目的は我らがティモシー・シャラメ1択ですよ。
あと、監督が「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノというのも。

R18です。
人を喰わずにはいられない人達を描いていますからね。
結構グロイです。

賛否両論ということですが、賛否両論って悪くないと思うんですよ。
パク・チャヌク監督の「お嬢さん」みたいな作品ってことでしょう?
全く受け入れられないと言う人もいるけど、私はかなり好きな作品。

でも本作は、賛否両論というより、単につまらなかったなぁ。。。

私、孤独とか寂しいとかいう感情はあまりピンと来なくて。
友達とご飯食べるのも好きだけど、一人で映画見たり本読んだりする時間も大事だし、一人で旅行するのも平気。最近なんて、一人で北海道にスキーに行ったからね。

なので本作の予告についていたトム・ハンクス主演の「オットーという男」という映画のような、妻を亡くしてから人生が止まっている的なの全く共感できん。

なんですが、本作の登場人物達は、そりゃあ孤独だよね。
人を喰わずにはいられないのだもの。
が、それってあまりに特殊な設定すぎるよね・・・。

監督には、もう少し普遍的な設定で、孤独というテーマに挑戦して欲しかった。


ところで、この人達は、人を殺しても完全犯罪にできるんだよね。
食べちゃえばいいんだもんね。
と、妙なところで感心した。


https://wwws.warnerbros.co.jp/bonesandall/

2点
5点: 数年に1作の傑作
4.5点: 今年のベスト候補 
4点: かなり面白い
3.5点: 面白い
3点: 可
2.5点: 難有り
2点: つまらない
1.5点: 酷い
1点: 殺意

このページのトップヘ