趣味の為に生きて行く。

グルメ、本、映画、旅行をメインにアップしていきます。

4点以上

映画 「ビリーブ 未来への大逆転」

良かったです。
時間に余裕があったら観ようというレベルで、是非ものではなかったのですが、観て良かった。

貧しい家庭で育ったルース・ギンズバーグは猛勉強の末にハーバード法科大学院に入学。だが1956年当時、500人の全学生数に対し女子はたったの9人。そしてルースは首席で卒業したにも関わらず、女性ということだけでどこの法律事務所にも採用されず、弁護士になる夢を断念、大学教授になる。

そんなルースが国家を相手に、絶対に負けると言われながらも〈男女平等〉裁判に挑みます。
ハーバードの先輩で弁護士になった夫・マーティンに協力してもらうのですが、この夫が素晴らしい。素晴らしすぎて現実味が無いほど。

ルースを演じたフェリシティ・ジョーンズが美人すぎず、かつ本人もオックスフォード大を出ているので説得力があります。

最後の裁判シーンは想像つくなと思いながらも、やはり感動しました。

最後に素朴な疑問。ルースと夫のマーティンは学生結婚で赤ちゃんもいて、学生時代はどうやって生活していたのだろう…?マーティンの親がお金持ちだったのかしら。


4点
https://gaga.ne.jp/believe/

映画 「キングダム」

素直に良く出来ているなと思いました。
セットアップが早く、ダラダラせず本題に入るのも良かったし、その後も隙無く作っているなと思いました。

ま、この手の戦・闘いものの常として、「前口上述べている暇あったら、とっととやっちゃえば良いのに!」とか、「何故、一対一で闘っているのを周りはボーっと見ているの?山崎賢人と坂口拓が闘っている間に、満島ひかりの弟がとっとと王手かければ良いのに!」とか、非リアルさは満載ですが…。
これって、どうにかならんのですかね??

山崎賢人は想定通りでしたが、吉沢亮さんが良かったですね。
というか、すごく美味しい役だと思います。
吉沢さん、この役をやれて良かったですね。

長澤まさみさんはこの役をやるのなら、もっと二の腕を鍛えないとあかんでしょとは思いました。
まぁ、予算も役作りにかけられる時間も次元が違うから、「マッドマックス」のシャーリーズ・セロンのようにはいかないと思いますが…。(大沢たかおがあそこまでパンプアップ出来たのだから、やはりもう少しどうにかすべきだったのでは…。)


4点
https://kingdom-the-movie.jp/

映画 「グリーンブック」

舞台は1962年のニューヨーク。ナイトクラブの用心棒を務めるトニー・リップは、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリーの運転手として、人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーに同行することになる。

エンドロールで知ったのですが、実話だそうです。

グリーンブックとは、人種隔離政策時代に自動車で旅行するアフリカ系アメリカ人を対象として発行されていた旅行ガイドブックで、黒人が利用しても良いホテルやレストラン、ガソリンスタンドが掲載されていたそうです。

この手の話で多いのはインテリで金持ちの白人と陽気でガサツな黒人という組み合わせだと思うのですが、本作ではそれが逆なのがミソ。
最初はトニーのガサツさに戸惑っていたシャーリーですが、トニーに奥さんへの手紙の書き方を指南したり、暴力では何も解決しないことを教えます。そしてトニーから自由さや人生の楽しさなどを感じます。

正直、ストーリーは読めてしまうのですが、そんなことどうでも良いです。
私はもう完全にドクター・シャーリーに恋に落ちたね。
知的で常に情緒が一定で、でも単に穏やかということではなく、芯に秘めた揺るぎない自信や強さがある。(まさに野村萬斎様だわ。)
演奏を終えた後の笑顔に心臓を射抜かれました。

シャーリーを演じたマハーシャラ・アリは「ムーンライト」に続き、本作でもアカデミーの最優秀助演男優賞を受賞しています。

監督は「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」(大好きな作品)のピーター・ファレリー。

良い映画でした。
ラスト、ちょっと涙出ました。


4点
https://gaga.ne.jp/greenbook/

映画 「七つの会議」

私、池井戸さんの小説は『下町ロケット』の最新刊を除き全て読んでいるのですが、その中で、1、2位で好きなのが『七つの会議』なのです。
何故なら。池井戸さんはストーリーテラーではあるけれど、人物描写は上手くないと思っているのですね。キャラクターが全てステレオタイプで、悪い人は悪い人、良い人は良い人と単純に分けすぎ。人間て、完全な悪人がいないから、ややこしいのだと思うのですよ。
その中で、この『七つの会議』は、連作短編小説集となっているため、1話目の主人公が2話目では脇役となっており、一人の人物を主観と客観で描けているので、池井戸作品の中では、登場人物に深みが出ていると思います。

そんな『七つの会議』を映画化し、私の最愛の野村萬斎さんが主演を務めることに。
萬斎さんがサラリーマン役!!
この逆転の発想は素晴らしい。その着眼点には嫉妬さえ覚えました。
実際、萬斎さんと香川さんの演技対決は見応えありましたね。
これだけでも十分、映画館で観る価値があると思います。

ただし、説明台詞やモノローグが多すぎると思いました。
ドーナツ販売に至るまでを、ほぼモノローグで処理していたのには仰け反りました。
映画はやはり、映像で伝えていくものだと思うのです。
テレビ局が映画を作るとこうなるのだなと。テレビドラマって、ザッピング中の人がどこから見ても入れるような作りを意識していると思うのです。分かりやすくを心がけ、やたらに説明する。
でも映画館で映画を見る場合は基本、最初から最後まで座って観ますから、テレビドラマとは作り方が異なるはずなのですがね。


4点

http://nanakai-movie.jp/

映画 「女王陛下のお気に入り」

舞台は18世紀初頭、フランスと交戦中のイングランド。
17人もの子供を亡くし、肥満と痛風に苦しむアン女王を、幼馴染のモールバラ公爵夫人サラが支え、意のままに操っていた。
そこにサラの従姉妹で上流階級から没落したアビゲイルが現れ、召使に雇って欲しいとサラに懇願する。

アビゲイルが恐ろしい程したたかで、一度泥水をすすっているからか、もう何でもするんですよ。
こういうサイコパスとは戦ってはならないと改めて痛感。
アビゲイルの二枚舌のせいで、アンとサラの関係性に亀裂が入り、サラとアビゲイルの立場も逆転していきます。

本当にアンや国のことを思い、嘘をつかず、耳障りなこともあえて言ってきたサラより、(心のこもっていない)おべっかを言ってくれるアビゲイルの方を重宝する。
皆さん、自分の会社に置き換えてみてください。いつの時代も、どこも、変わらないなと思いません?
自分の聞きたいことしか聞きたくないトップっていますよね…。

面白かったです。
オリヴィア・コールマン(アン)、レイチェル・ワイズ(サラ)、エマ・ストーン(アビゲイル)の演技対決に目が釘付け。
オリヴィア・コールマンは第75回ヴェネツィア国際映画祭で女優賞、第91回アカデミー賞で主演女優賞を受賞しています。

そして映像が美しいし、音楽や効果音も独特。
ヨルゴス・ランティモス監督は「ロブスター」を観て、独特の世界観と美的センスを持った方だなと思ったのですが、本作でもそれがいかんなく発揮されています。


4点
http://www.foxmovies-jp.com/Joouheika/

映画 「翔んで埼玉」

なんか映画のレビューを書く気力が無く、そうこうしているうちに溜まりに溜まってしまい、さらに嫌になってしまったので、とりあえず一番書きやすそうなものから書きます。(ま、誰も頼んでないよという感じでしょうが・・・。)

面白かったです。
「そこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県民ならそれで治る!」
「都内とはいっても田無あたりから通ってきてるんだもの」
噴きました。

東京都民の埼玉県民への扱いはもちろんのこと、埼玉県内の争い(与野の扱い・・・)、埼玉VS千葉(出身芸能人対決にはよくぞこの方々が協力してくれたなと)、小ネタが秀逸でした。

『パタリロ』の魔夜峰央さんの漫画が原作ですが、原作とは後半のストーリー展開が違うようですね。

身分ロンダリングして白鵬堂学院に転入してきた実は埼玉県出身の麻実麗(GACKT)。彼の真の目的は、この学院をステップに政治家になり、埼玉県を解放することだった。そんなことは露知らず、自治会長の白鵬堂百美(二階堂ふみ)は麗に惹かれていく。

ちなみに百実も男子なので、二階堂ふみは男子役を演じていて、BLということになります。

GACKTの演技が大根ですが、この世界観だと気にならないと言うか、あえて学芸会っぽい演技をしているようにも見えると言うか。

なんで回想という構成にしたのかなぁ。
私はブラザートム・麻生久美子・島崎遥香一家のパートは要らないと思ったけど。

それにしても埼玉県での動員数がすごいらしいですね。
埼玉県の皆さんは、こういう扱いをされていることも自慢に思っている県民性なのかなと勝手に思いました。

あ、茨城県と群馬県の皆さん!他人事ではないですよ!埼玉県よりもっと酷い描き方されてますから!



4点

http://www.tondesaitama.com/



映画 「蜘蛛の巣を払う女」

簡単にあらすじを説明します。
舞台はスウェーデンのストックホルム。
天才ハッカーのリスベットが人工知能研究の権威であるバルデル博士に、彼自身が開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局(NSA)から取り戻して欲しいと依頼される。
彼女の能力からすれば簡単な仕事だったが、入手したプログラムを謎の犯罪組織に横取りされてしまう。

面白かったです。
スピード感があって、スタイリッシュで、目が離せませんでした。
エンタメ作品として楽しめました。
やはり映画は良いな。
2019年は2018年よりたくさん映画を観ようと思えました。

「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズ最新作という枕詞が付いていますが、正確ではないですね。
『ドラゴン・タトゥーの女』というのは、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる小説『ミレニアム』シリーズの第1部で、ラーソンは第2部『火と戯れる女』、第3部『眠れる女と狂卓の騎士』を書いた後、第1部を出版する前に亡くなっており、本人は自身の小説がベストセラーになったことも、映画化されたことも知らないのです。小説も本当は第5部まで予定されていたらしい。

私は小説は未読ですが、ノオミ・ラパスがリスベットを演じたスウェーデン版の映画を第3部まで観ており、内容は把握しております。

ということで、今回の「蜘蛛の巣を払う女」は、ラーソンが書いたものではないのですよ。
まぁ、作者が亡くなって未完となってしまった小説を、他の人が引き継ぐことは、歴史上ではなくはないけど…。

で、今回の映画。
色々と疑問が。

そもそも2011年にデヴィッド・フィンチャー監督によりハリウッドで「ドラゴン・タトゥーの女」がリメイクされました。その時のリスベット役はルーニー・マーラ、ミカエル役はダニエル・クレイグでした。

続編の公開は嬉しいです。
かなり年月が経ってしまったので、キャストが変わってしまったのも仕方ないかもしれない。
が、第2部と第3部はどうした!?
なぜすっ飛ばして、第4部を映画化した!?
しかもラーソンが書いたものじゃないし…。

第3部の『眠れる女と狂卓の騎士』は、リスベットと父親の関係が分かる重要なパートなのですよ。
スウェーデン版の映画を観ている人や小説を読んでいる人ってそんなに多くないと思うの。
ハリウッド版の「ドラゴン・タトゥーの女」を観て、次に本作を観たら、色々なものが埋まらず、分からないのではないかなぁ。

いや、映画自体は普通に楽しめると思うの。もはや「ドラゴン・タトゥーの女」すら観ていなくても、面白いと思えるはず。
(逆に言うと、もはや天才ハッカーの女性によるアクション映画という内容になっていて、あまり『ミレニアム』は関係無いというか…。)
なのですが、背景を知っていると更に楽しめると思うので、残念だなと。

今回のリスベットを演じたクレア・フォイ。
ルーニー・マーラでは可愛すぎて、“男を憎む女”に見えないなと思っていたので、ちょうど良い塩梅だと思いました。背が高すぎるけど。(原作では小柄で少年にしか見えないという設定)

2点だけ気になったったのは、天才ハッカーという設定が天才すぎて魔法使いのようになっている点と、あのミス!
あんなに賢い子供があんなミスするかなぁ。リスベットも天才なのだから、これくらい先を読んで、アレを子供から取り上げそうなものだけど。

映画 「ボヘミアン・ラプソディ」

こちらも今更ながらアップします。

私の母も観ましたよ。
これが大ヒットするということなのだなと思いました。

Queenに関しては、我が結婚パーティーの入場曲を恥ずかしながら「
I Was Born To Love You」(フレディ・マーキュリーのソロ曲ですが)にしたという程度のファンでしかないのですが、監督が敬愛するブライアン・シンガーということで俄然興味が沸いたという次第であります。

ブライアン・シンガー監督は、「ユージュアル・サスペクツ」で一躍脚光を浴び、「X-MEN」の監督に抜擢。
ユダヤ人でゲイという自身のパーソナリティーもあってか、マイノリティーを描いている「X-MEN」に深みを与えてくれていると私は思っております。なので、移民・ゲイ・天才のフレディ・マーキュリーに自身を重ねる部分もあるのではないかなと。

が、が、が!
ブライアン・シンガー監督、なんと途中で降板しゃっていたらしいですね。
一体何があったんだろう…。

前置きが長くなりましたが、ラスト21分のウェンブリーでの「LIVE AID」の再現には震えました。
映画史上に残るライブシーンだなと。
フレディを演じたラミ・マレック(自身はエジプト系)、顔自体は全然似ていないけど、素晴らしかった。

それにしても、作曲も歌唱力もピアノも天才的と、こんなにも音楽の神に愛された人もいないなと。
「LIVE AID」のシーン、「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞のシンクロに泣けた。

明日の今頃になって 僕が戻らなくても
今のままで生きていって まるで何事も無かったかのように

さようならみなさん 僕はもう行かなくては


エンドロールの「The Show Must Go On」もピッタリでしたね。



4点
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

映画「バッド・ジーニアス -危険な天才たち-」

中国で実際に起きた集団不正入試事件をモチーフにしたタイ映画で、タイ映画史上歴代No.1ヒットとなっているそうです。

特待生として名門校に入学したリンは、成績が芳しくない金持ちの子息達から、とあるビジネスを持ちかけられる。それはカンニングさせてもらう代わりに、リンに報酬を支払うというもの。リンは裕福ではない父親の負担を減らしたいという思いと、画期的な手法を思いついたことから、このビジネスを引き受ける。

学年テストとアメリカの大学に入学するための統一試験STIC(SATは使えなかったのでしょうね)と2回、集団カンニングの山場があるのですが、その手法が画期的なのと、演出がスタイリッシュかつスリリングで目が離せません。
監督がCMやMV出身の方とのことで、なるほどなと。

後半、スリリングにするための不自然な展開や、ちょっとグダグダしている部分がありますが、まぁ面白かったかな。


4点

https://maxam.jp/badgenius/

映画 「オーシャンズ8」

これも観てから大分経ってしまいましたが、ものすごく面白かったです。
監督がソダーバーグではなくなったので、ちょっと心配していたのですが、全くの杞憂でした。
監督・脚本は「ハンガー・ゲーム」等のゲイリー・ロス。

ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニーが演じていた)に妹・デビーがいて、彼女も凄腕の詐欺師という設定。

脚本素晴らしかった。
伏線の張り方や、回収の仕方、すごいなぁと。
演出も飛ばすところは飛ばし、テンポが良かった。

冒頭から痺れたもんね。

デビーが狙うのは、カルティエの秘宝である時価1億5000万ドル(円じゃないですよ!)のダイヤモンドのネックレス。
それを忍び込んで盗むのではなく、向こうからやってこさせる、というのが新しい。
その方法は、ぜひ映画館で観て下さい。

キャストも良いですねー。
サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム・カーター、リアーナ、アン・ハサウェイなどなど、みんな楽しんで演じているのが伝わって良いです。

ケイト・ブランシェットになりたい!!


4.5点
http://wwws.warnerbros.co.jp/oceans8/
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