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5点以上

ものすごく面白かったです。

騙されまいと、全員のセリフや行動を全て疑いながら観ていたのに、騙されました…。
(ちなみに5/18に放送されたドラマSPでも騙されたので、一日二度、騙されました。)

ラスト、えーーーーー、まさかまさか、えーーーーー!?と。
後半、一点だけ気になる部分があったのですが、それもラストで昇華され、嬉しくて叫びそうに。

脚本の古沢さんは本当に天才ですね。
いつも思いますが、どこからどうやって書いているのか分からない!!

全く予備知識無しで観るべきだと思いますので、ストーリーについては、これ以上は語りません。

ドラマ版でもそうでしたが、長澤まさみさんが振り切った演技をしていて、とても楽しそう。彼女の代表作になったなと思います。
古沢さんの脚本は伏線の回収など構成はもちろんのこと、キャラクター作りも上手いのですよ。特に女優さんを輝かさせる天才だと思います。
「リーガルハイ」のガッキー、「デート」の杏さん、そして「コンフィデンスマンJP」の長澤さんと、ちょっと伸び悩んでいる女優さんを再起させ、ブレイクさせてきているなと。

そして本作では女優さんだけでなく、東出昌大さんも再起させているなと。東出さん、正直、本作(ドラマ版から)で初めて良いなと思いました。ちょっと棒読みにも感じるあの話し方が、ボクちゃんにピッタリ。
そして、小手さんをシンデレラおじさんにもしましたね。

古沢さんの脚本は、俳優さんを乗せ、120%の力を引き出すのだろうなと思います。

私はダー子とボクちゃんの掛け合いが大好きで、二人をずっと見ていたいと思います。
本当にどこかに彼らがいる気がするというか、もはや、長澤さんと東出さんには見えないんですよね。

またあの3人の掛け合いを見たいので、続編を期待しています!!!

あ、エンドロール後も続きがあるので、最後までお席を立たれませんよう!


5点
https://confidenceman-movie.com/

今年観た映画97作で、ナンバーワンです。
全く隙や抜けや「もっとこうしたら良かったのに」というところが無く、パーフェクトだと思いました。
シリーズものですが、前作を観ていなくても大丈夫です!

高田の後輩の恋人が行方不明になり、調査に乗り出した探偵と高田は、モデル事務所の美人オーナー・岬マリに辿り着く。
ありふれた事件かと思いきや、ミステリアスなマリに振り回されるうちに、探偵と高田は大きな事件に巻き込まれ・・・。

まずは何よりも、探偵と高田のコンビが素晴らしい。
大泉さんと松田龍平さんの役作りが、どこも力が入っていないのに完璧で、「不射の射」(中島敦の『名人伝』ね)という言葉が頭に浮かびました。
もはや役作りというより完全に探偵と高田にしか見えなくて、二人がどこかに実在しているかのような気持ちになります。
アドリブ含め掛け合いがものすごく面白く、いつまでも二人を見続けられる、見続けたいと思えます。
(「キャラじゃん?」「引き受けてくれるってさ」など、絶妙な間!)

そしてヒロイン。
1の小雪さん、2の尾野真千子さん、そして本作の北川景子さん。
「そんな生き方しかできない」美女たち。
ヒロインと探偵との恋愛寸前の関係が、毎回切ないのですが、今回はシリーズで最も切ない。
恋愛モノとしても楽しめると思います。
北川景子の演技、初めて良いと思いました。(元々、顔は大好きですが。)
病院でのあのシーンの表情が素晴らしかった。

脚本は、1、2から変わらず古沢良太氏。
今回はほぼオリジナルとのことですが、さすが、台詞と伏線と構成が上手いです。
北川景子演じる岬マリの目的、きっとこうなんだろうなぁと思っていて、やはり!と思ったら、大ドンデン返し。
そう来たかー!と。

3から監督が吉田照幸氏に変わりました。
バイオレンス度と昭和度が減って、より洗練され、女性にも観易くなったなと。
場面転換などの演出や編集が上手かったです。
SMクラブ「罵詈雑言」に聞き込みに行った探偵が、そこで何をされたのかは見せず、その次のカットで人が変わったかのように自虐的なキャラになっているくだり、感心しました。
音楽の付け方もよく考えているなと。時に引くことが大事なのも分かっているなと。

ラストの方で、1か所、説明台詞だなと思ったのですが、これくらい説明しないと、映画をあまり観ない人には分からないのかも・・・。

一つショックだった展開があったのですが、エンドロール後に解消!
ホッとしたのもあって、爆笑してしまいました。
皆さん、エンドロール後まで決して席をお立ちになりませんように!


5点
http://www.tantei-bar.com/

素晴らしい演出と、素晴らしい二人の女優。
火星に取り残される訳でも、隕石が落ちてくる訳でも、恐竜に追いかけられる訳でもないのに、なぜこんなにスクリーンから目が離せなくなるのか。
1カット、1カット、一つとして捨てカットが無く、とにかく美しい。

ケイト・ブランシェットの「エレガンス」と、ルーニー・マーラーの「イノセンス」。
キャロルはケイト・ブランシェット以外、考えられない。
あの気品ゆえに、こういう内容でも全く下品にならないのである。
そして当初は、テレーズ役はミア・ワシコウスカの予定だったそうだが、ミア・ワシコウスカだと知性に欠ける気がする。ルーニー・マーラーは、まさに「天から落ちてきた」という感じなのだ。

ケイト・ブランシェットって本当に上手いよね。
あの視線、あの口元、あの指先、そしてあの声。
キャロルに肩に手を置かれた時のテレーズ。その直後に知人の男性に肩に手を置かれて、その差に気付いただろうなぁ。キャロルに触れられた肩がどれだけ熱を帯びているかを。

あのラストの二人の視線の交錯。
台詞も無いのに、ものすごいインパクトで釘付けになりました。

監督は、「ベルベット・ゴールドマイン」「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ。
すごいなぁ。こういうことを演出と言うのだなぁ。


5点(5点満点)
http://carol-movie.com/

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